トヨタモビリティ東京は、新宿明治通り北店の伊藤副店長以下5名のスタッフが、7月10日に東京消防庁新宿消防署から、迅速適切な救命処置を行い救命した功労に対し感謝状を贈呈されたと公表した。
同店のスタッフ5名は6月15日、店舗事務所内の自席において突然意識を消失し心肺停止状態に陥った同僚社員に対し、咄嗟の判断とチームワークを発揮して救命活動を実施した。副店長が救急車手配と店舗に設置してあるAEDを装着。サービスエンジニアがAEDを操作し、スタッフが交代で救急車到着まで胸骨圧迫(心臓マッサージ)を実施。約20分に及ぶ救命活動の後、救急車で医療センターに搬送された。
担当医師より「心肺停止時間が長かったため、意識回復は困難かもしれない」と告げられたが、数日後に搬送された社員は意識を回復し、一命をとりとめた。担当医師より「店舗内で実施したAED使用と心臓マッサージが効果的であった」と店舗内での救命活動を評価された。同店舗のサービスエンジニアは「AEDの操作は初めてだったが、講習で得た知識が役に立って良かった」と語った。
同社では都内のほぼ全店舗にAEDを配備し、スタッフの救命講習を定期的に実施しており、これからもカスタマーと社員の安全、安心を守る取り組みを進めていくと述べた。