SUPER GT 第5戦「たかのこのホテル FUJI GT300km RACE」が10月3日（土）、10月4日（日）に静岡県の富士スピードウェイで行われ、ヘイキ・コバライネン／中山雄一組 DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車が今季初勝利を決め、大嶋和也／坪井翔組 WAKO’S 4CR GR Supra 14号車が2位となり、GRスープラがホーム富士で1-2フィニッシュを果たした。
10月3日（土）に行われた予選 GT500クラスでは、WedsSport ADVAN GR Supra 19号車が2列目3番手グリッドを獲得し、DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車が5番手グリッドとなった。GT300クラスでは、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車が最前列2番手グリッド、埼玉トヨペットGB GR Supra GT 52号車が5番手、K-tunes RC F GT3 96号車が7番手からの決勝スタートとなった。
10月4日（日）決勝GT500クラスでは、スタート直後に1コーナーでの中団グループの接触の影響により1周目からセーフティカーが導入。3番手グリッドの19号車国本が5位、5番手グリッドのコバライネンが6位と下がり、11番手スタートの37号車ニック・キャシディが7位へと順位を上げ、9番手スタートの38号車立川祐路は13位へと後退した。5周目からレースが再開され、14周目には39号車が4位へとポジションアップし、37号車は18周目に5位、14号車も8位へと順位を上げた。
中盤に入り、ドライバー交代とタイヤ交換、給油のために各車ピット作業を開始。25周を終えたところで14号車、翌周に39号車、翌々周に37号車がピットへと向かい、各チーム迅速なピット作業によって一気にポジションアップ。31周目にGT500クラスの全車がピット作業を終えた時点で、中山雄一へと乗り換えた39号車が首位、平川亮の37号車が2位、坪井の14号車が6位へと浮上した。その後坪井の14号車が38周目には4位となり、37号車平川が2位争いを展開する中、そこに14号車坪井も加わり52周目に三つ巴の2位争いとなり、平川に抑えられている3位の車両を坪井がパスし、翌周のストレートでは14号車坪井が37号車平川もかわし、2位へとポジションアップを果たした。
首位を行く中山雄一の39号車は、早めのピット作戦による燃費やタイヤマネージメントを行いながらも、後続との差を保ったまま首位をキープし、最後は2位に10秒以上の大差をつけてトップを維持し、今季初勝利を飾った。コバライネンはGT500クラス通算5勝目、中山雄一にとっては同クラス通算2勝目となる。14号車が2位でフィニッシュし、富士での3戦連続表彰台、ポイントランキングで首位に立った。37号車が4位。19号車が7位、38号車が9位という結果となった。
GT300クラス決勝では、5番手スタートの52号車が4位、2番手スタートの31号車が5位でフィニッシュ。244号車が19位、30号車が20位、35号車が21位、60号車が22位、96号車が26位という結果となった。
