一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)は10月1日、2020年9月及び2020年度上半期(4-9月)の新車販売台数概況を発表した。
2020年9月の登録車の新車販売台数は、合計で29万3520台。前年同月に対し15.6%の減少で、昨年10月から12か月連続での減少。このうち乗用車は25万2371台で16.0%減、貨物車は4万482台で12.3%減、バスは667台で46.5%減となった。
乗用車のうち、普通乗用車は14万4672台で18.6%の減少、小型乗用車は10万7699台で12.1%の減少。普通乗用車の方がやや落ち込みが大きくなっている。
また乗用車をブランド別で見ると、トヨタ4%減、レクサス49.5%減、日産36.9%減、ホンダ24.6%減、マツダ29.9%減。スズキ4.4%減、スバル43.9%減、三菱57.7%減、ダイハツ64.8%増となった。新型車が好調なトヨタ、ダイハツ、また安定推移のスズキを除くといずれも大きく落ち込んでいる。
なお2020年度上半期(4-9月)の新車販売台数は、126万5680台で前年同期比23.7%の減少。このうち乗用車は107万9768台で24%減、貨物車は18万2252台で21.6%減、バスは3660台で44.1%減となった。