トヨタモビリティ東京は、mecc(みなと環境にやさしい事業者会議)と共催で、港区内の4事業所で「リモート de 打ち水大作戦 2020」を8月20日に実施した。今後数年に亘るであろう「新たな生活様式(ニューノーマル)」に対応した新たな手法や施策にチャレンジしながら、SDGs達成に貢献していくと述べた。
トヨタモビリティ東京は、打ち水は気化熱が奪われることで起こる冷却効果を利用して気温や体感温度を下げる、江戸時代から続く「最も地球に優しい暑さ対策」で、自社のSDGs推進および環境活動の一環として実施したと説明している。
mecc(みなと環境にやさしい事業者会議)は例年、夏の環境イベントとして、会員事業者と合同で「打ち水大作戦!」として一般の参加者も含め100人規模のイベントを開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大により活動が制限されるなか、呼びかけに賛同した企業に「打ち水セット」をデリバリーし、各事業所単位での開催とした。
会場では、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、少人数でソーシャルディスタンスを保ち、2会場をリモートで中継して打ち水を実施。港区の水再生センターから提供された「再生水」140ℓを一斉にアスファルトに撒いた。
参加したトヨタモビリティ東京 片山社長は「長梅雨の後の猛暑で、エコな打ち水で涼を感じることが出来た。猛暑、新型コロナウィルス等に打ち勝ち、東京をあげて苦難を乗り切っていければと思う。」と語った。
【「リモート de 打ち水大作戦 2020」開催概要】
- 主催:トヨタモビリティ東京株式会社、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)
- 後援:港区
- 開催場所:芝浦本社ビル、芝浦店、三田ビル、三田店
- 開催日時:2020年8月20日(木) 16:00~16:15
- 参加者:片山社長、担当役員、店舗スタッフ(新型コロナウイルス感染拡大防止のため少人数で実施)