SUPER GT第3戦「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」が8月22日(土)・8月23日(日)に鈴鹿サーキットで、無観客・スタッフの感染防止対策を充分に実施した上で開催された。
上記大会には、前2戦では外国人の入国規制により欠場を余儀なくされたDENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車のヘイキ・コバライネン選手が合流し、GT300クラスのarto RC F GT3 35号車においては、ドライバーの入国が間に合わず、前戦と同じ佐々木雅弘選手/堤優威選手が参戦した。
決勝レースでは、3度のセーフティーカーが導入される荒れた展開となったが、ランキング首位の関口雄飛選手/サッシャ・フェネストラズ選手組 au TOM’S GR Supra 36号車が重いウェイトハンデを乗り越え3位で完走し3戦連続の表彰台獲得、39号車は5位、37号車は7位という結果となった。またGT300クラスにおいては、ファイナルラップまで上位勢が接触やコースオフを喫する大荒れのレースとなったが、31号車が7位で完走し、52号車が12位、35号車が15位、60号車が17位、244号車が20位というレース結果となった。
au TOM’S GR Supra 36号車 ドレアイバーの関口雄飛選手は、「今日は12位からのスタートだったので、正直ここまで上がれるとは思わなかったんですが、クルマも好調で、サッシャも抜いてくれたし、ピットストップも速かったし、ピットのタイミングも、戦略も合ってたし、セッティング自体も良かったし、と全てがかみ合って、狙った以上の結果になったんだと思います。前での接触がなければ5位だったはずですし、全てがいい方向に行ったんでしょう。次戦はさらに重くなるんで厳しいですが、今日みたいなこともあると思うので、諦めずに、引き続き1ポイントでも多く取ることを目標にやっていきます。」と語った。