三菱自動車は、既販車を対象とした後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト」を全国の系列販売会社を通じて9月1日(火)より販売を開始することを発表した。メーカー希望小売価格は、71,500円(消費税10%込、取付費別)。
今回発売する後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト」は、「踏み間違い衝突防止アシスト」が未装着の「eKワゴン」「eKスペース」のユーザー向けの予防安全装置で、車両前後バンパーに装着する超音波センサーが前方または後方約3km以内の壁やガラスなど障害物を検知した場合に、室内に取り付ける表示機にランプ点灯とブザーで知らせ、それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、表示機へのアラート表示とブザー音で注意喚起をするとともに加速を抑制する。また後退時には、壁やガラスなど障害物を検知していない時でも、アクセルペダルを踏み過ぎていると判断した場合、アラート表示とブザー音で注意喚起し加速を抑制する。
取付できる対象車は、2013年(平成25)6月~2019年(平成31)3月までに製造された「eKワゴン」(B11W)と、2014年(平成26)2月~2020年(令和2)2月までに製造された「eKスペース」となっている。