独アウディは8月6日(現地時間)、FIAフォーミュラE選手権の第7戦がベルリンで開催され、Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)のルーカス ディ グラッシ選手が今季初の表彰台を獲得したことを公表した。決勝で6番グリッドからスタートしたディ グラッシ選手は、ポジションを3つ上げて3位でチェッカーを受け、ピットレーンスタートとなったレネ ラスト選手は13位でフィニッシュした。
ブラジル人ドライバーのディ グラッシ選手は、午前中に行われたフリープラクティスでファステストラップを記録し、予選では上位6人のドライバーで争われる“スーパーポール”に進出。決勝レースにおいては、序盤に2つポジションを上げ、その後はアウディカスタマーチーム Envision Virgin Racing(エンヴィジョン ヴァージン レーシング)のロビン フラインス選手と激しいバトルを展開し、僅差で彼のマシンをかわしてフィニッシュラインを通過した。
ディ グラッシ選手は、「表彰台に上がることができて、素晴らしい1日となりました。私たちは一晩中ハードワークを続け、前日と比較してマシンの戦闘力を大幅に高めました。それでも、レースでは厳しい戦いとなりました。今後もマシンのパフォーマンスをさらに引き出すことができるように、努力を続けるつもりです。次戦から変更になるコースレイアウトは、私たちのマシン特性に合っているはずです」と語った。