ホンダ、新型EV「Honda e」の概要を発表 満充電で283km走行可能

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本田技研工業は8月5日、新型電気自動車(EV)「Honda e(ホンダ イー)」の量産モデルの概要を発表した。新型車は、世界初となる五つのスクリーンを水平配置する「ワイドビジョンインストルメントパネル」の採用をはじめ、クラウドAIによる音声認識と情報提供を行う「ホンダパーソナルアシスタント」を同社初採用した。

また、インストルメントパネルを使った充電中の車内の過ごし方や、愛着が深まるクルマとの関係づくりなど、これまでにないEVの新たな価値を提案している。

新開発されたプラットフォームは後輪駆動のEV専用となり、前後重量配分を50:50とし、最高出力154PS/最大トルク315Nmを発揮する電動モーターを搭載する。バッテリー容量は35.5kWh、満充電で283km(WLTCモード)走行を実現。急速充電にも対応し、30分の急速充電で走行可能なレンジを202kmとしている。

グレードはベースモデルと、装備を充実させたアドバンスの2タイプを設定し、発売日や価格は後日発表される。なお、新型車は同社の会員制レンタカーサービスに10台導入され、8月27日からレンタルを開始。さらに、全国の正規ディーラーに試乗車約140台を導入し、10月以降に配備することも併せて発表された。

 

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