三菱ふそう、電気小型トラック「eCanter」を山陰地域に初めて納車

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三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、村田製作所のグループである出雲村田製作の生産棟間の定期便トラック輸送の実施において、電気小型トラック「eCanter」を納車したことを公表した。なお、今回納車した「eCanter」は、同輸送業務の委託先である山九株式会社、並びに同社の現地パートナー企業である有限会社山陰物流サービスの協業によって運行される。

 

MFTBCは、2017年に電気小型トラック「eCanter」の販売を開始し、関東・中部中心に納車をしてきたが、日系製造メーカーおよび山陰地方での導入という点では初となると述べた。

 

出雲村田製作所は、これまでにも社会・地域への貢献、環境に配慮した積極的な取り組みを実施しており、今回電動で駆動することでゼロ・エミッションの三菱ふそうの電気トラック「eCanter」に注目し導入を決定。物流業務において運用することで環境への取り組みに貢献するのに加え、従来のディーゼル車と比較して音が静かで振動が少なく静粛性に優れていることから、周辺環境への騒音対策とあわせ、ドライバーへの精神的・身体的な負担も軽減でき、労働環境のさらなる改善も期待されると述べている。

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