アイシングループと岡崎市、自治体の様々な社会課題解決を目的に包括連携協定を締結

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アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(以下、エィ・ダブリュ)は8月3日、自治体が抱える様々な社会課題解決を目的に、自治体と連携を強化して一緒になって課題解決していくために、岡崎市と包括連携協定を締結したことを公表した。

 

地方自治体では、交通の不便な地域における公共交通の確保や、働きやすく、子育てしやすい街づくりなど、地域活性化や安心な暮らしの実現をめざし、様々な社会課題に向け、取り組みを検討している。

 

アイシングループは、創業以来「品質至上」を基本理念とし、カスタマーに喜ばれる魅力ある商品づくりに取り組むとともに、「豊かな社会づくりへの貢献」「社会・自然との調和」を経営理念に掲げ、持続可能な社会の実現に貢献する企業行動の実践を推進しており、2018年に豊明市で運用を開始した「チョイソコ」では、地域の交通不便解消や、外出促進に貢献するデマンド型交通など、単なる送迎サービスとは異なり、高齢者の健康増進につながる、外出機会の”コト”づくりを促進する狙いも持ち、豊明市での運用開始以降、様々な自治体で導入されている。

 

アイシングループは、岡崎市と上記の乗合送迎サービス「チョイソコ」の運用や、託児所付きのワークスペースの提供、それらへの送迎をはじめとする「子育て支援」の様々な企画など、両者がが連携することで、自治体が抱える社会課題解決を一層加速させるべく、今回の包括連携協定締結に至ったと説明している。なお、これまでもアイシングループが持つコネクティッド技術とセンサ情報分析技術を用いた、道路維持管理支援サービスの実証実験を2019年10月から行うなどの連携を行っている。

 

【提供サービス事例】

◆乗合送迎サービス「チョイソコ」のしくみ

複数の利用者の目的地・到着時刻を専用システムにより計算し、複数の人が乗り合わせた上で目的地まで送るしくみ。

 

◆子育て支援

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