日産、EVを活用した再生可能エネルギー普及に向け活動を拡大

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日産は、7月9日、自社の電気自動車を活用した再生可能エネルギーの普及に向けて、各種取り組みを加速することを発表し、あわせて、上記取り組みの一環として、茨城県内において茨城日産自動車株式会社(以下、茨城日産)と日産プリンス茨城販売株式会社(以下、日産プリンス茨城販売)が、総合エネルギー事業を展開する株式会社スマートテックとの協業を開始したことも公表した。

 

また7月8日より、上記の協業に基づいて、茨城日産および日産プリンス茨城販売にて「リーフ」の新車を購入し、かつ太陽光発電設備を設置されてない戸建て住宅に住んでいる人を対象に、成約特典として太陽光発電の無料設置と、電気料金の高い昼間の時間帯に24円/kWhと割安な価格で電気を利用できるプランの提供を開始した。

 

なお、上記プランの開始に先立ち、茨城日産および日産プリンス茨城販売では、スマートテックとの協業による、「日産リーフ」の販売と余剰電力買取を組み合わせた新サービス「プレミアム増額買取プラン」を2020年6月より実施している。茨城県限定で開始された「プレミアム増額買取プラン」は、茨城日産および日産プリンス茨城販売で、新車の「リーフ」を購入した人を対象として、2年間、業界最高レベルの25円/kWhでスマートテックが余剰電力を買い取るというサービスで、太陽光発電などで余った電力の固定価格買取制度終了(以下:卒FIT)に伴い、自宅での余剰電力の新たな活用法を検討されているカスタマーに向けた、エネルギーマネジメントの提案として開始された。

 

日産は、電気自動車の普及を通してゼロ・エミッション社会の実現に取り組む“日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」”を推進している。今回の茨城県における新たな協業も「ブルー・スイッチ」の一環であり、日産グループは、今後も様々なパートナーと共に、電気自動車の活用を通じた再生可能エネルギーの普及を拡大し、ゼロ・エミッション社会の実現に取り組んでいくと述べている。

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