日産自動車は6月25日、販売店舗でのクルマ購入の商談前に、オンライン上で見積り、試乗、購入プランなどの各種問い合わせに応対する「オンラインチャット」サービスを本格導入することを発表した。
また、今回の「オンラインチャット」サービスの導入に先立ち、5月下旬よりミニバン「セレナ」を対象とした「オンラインチャット」サービスを試験的に開始。6月24日には、軽自動車「デイズ」を上記サービスの対象に追加し、さらに今後は、新型SUV「キックス」、「ノート」、「ルークス」、「エクストレイル」を順次加え、計6車種がラインアップの対象となる予定となっている。
日産は、「オンラインチャット」サービスについて、新型コロナウイルス感染症の影響により、プライベートな移動空間としてクルマの利用を希望する人が増え、新車購入を検討するカスタマーも増加傾向にある一方、「販売店舗での商談を効率的に行いたい」、「オンラインでも事前相談をしたい」等の要望も多いことを受け、有人によるきめ細かい購入相談を「オンラインチャット」にて実施し、販売店舗への来店の前に安心してクルマ選びを行ってもらえるようにサポートすると説明している。
【オンラインチャットでの主な相談受付内容】
- カスタマーの要望に応じた見積りや、月々の支払プランの提案
- 近くの日産販売店舗や、希望する試乗車の検索
- 販売店舗での購入相談や、試乗の予約
- その他、クルマに関する各種問い合わせ
日産およびグループ各社は、「人々をより良い世界に」という信念のもと、新型コロナウイルス感染症拡大の終息の一助となることを願い、従業員や関係者と共にさまざまな活動に取り組んでおり、今回発表した「オンラインチャット」サービスは、“withコロナ“の時代においてカスタマーに安心してクルマを選んでもらうための施策の一つで、今後も自動車産業の担う役割を考え、各種の取り組みに真摯に取り組んでいくと述べている。
