DS初のピュアEV、新型SUV「DS 3 クロス バックE-TENSE」を日本導入

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Groupe PSA Japanは6月24日(水)、DS AUTOMOBILES(DS オートモビル)の電気自動車(EV)SUV、「DS 3 CROSSBACK E-TENSE(DS 3 クロスバックE-TENSE)」の日本導入を発表した。

 

Groupe PSA Japanは、今回日本導入が発表された新型車について、フランスならではデザイン、建築、ファッションにおける様式を踏まえた意匠性と伝統的装飾技法で誂えたエクステリアとインテリア、そこにモビリティの将来を約束する電動化テクノロジーを融合させたエレクトリックラグジュアリーコンパクトSUVで、DSオートモビルでは、2015年のごく初期段階からフォーミュラEにも参加するなど、持続可能な将来に向けてモビリティにおけるエネルギー移行に完全にコミットしており、電動化こそがDSオートモビルの中核であるのに加え、DSオートモビルは電動化技術におけるGroupe PSAの中核でもある説明している。

 

DS 3 CROSSBACK E TENSEに採用されている電動化プラットフォームeCMPは、すでに発売され、そのライドフィールと静粛性、効率性で高評価を得ているICE(内燃機関)版のDS 3 CROSSBACKのCMPの電動版であり、バッテリーと電気モーターを効率的に搭載しているほか、フル5シーターでクラス最大級約350ℓのトランクスペースを確保しているのに加え、外部環境からのノイズの静粛性を実現している。

 

さらに、7インチのタッチスクリーンの下には、タッチコントロールとセンターエアアウトレットがひし形に配置されており、スクリーンには主要なコントロールパネルが表示され、車輌セッティングなどが一箇所にまとめられ、バッテリーのヒートポンプ、タイヤ空気圧モニタリングシステム、回生ブレーキと統合されたABS、ESP、レーンキープアシスト、ヒルスタートアシスト、リアパークアシスト、オートエアコン、本革ステアリングホイール、8個のエアバッグ、フラッシュフィッティングドアハンドルなどが標準装備となっている。

 

ほかにも、DS MATRIX LED VISIONヘッドライトなどの最新世代のイノベーションが搭載されているほか、キーホルダーが車から1.5m以内に近づくと、フラッシュフィッティングドアハンドルがボディから自動的にせり出すプロキシミティ キーレスエントリー&スタートもICE版同様に装備されている。Grand Chicでは、ヘッドアップディスプレイ、レザーシート、レザーをあしらったダッシュパネルが備わっているのに加え、アクセントとしてサテンクロームのDSウィング、アンスラサイトグレーのグリル、各部のE-TENSEのマークが配されているほか、シンプルで彫刻的な美しさが際立つリアエンド、18インチのKYOTOアルミホイール、E-TENSE専用の新色パールクリスタルなどを採用している。

 

航続距離の最大化を図るECOとNORMAL、そしてパワーとトルクを最大化するSPORTの3つのドライブモードが用意されており、これらのモードとは別に、フォーミュラEからインスパイアされたNORMALとBRAKEの2つのエネルギー回生システムが実装され、ドライバーは好みに応じてシフトレバーの操作により随時選択することが可能となっている。NORMALでは、アクセルを戻した時の内燃機関のエンジンブレーキの挙動をシミュレーションし、人の感覚に寄り添ったなじみのある自然な減速感を実現するほか、BRAKEは最大減速度約1.3m/sとなり、いわゆるワンペダルドライブに近い運転が可能となっている。

 

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