日産は、6月8日、フォーミュラEのバーチャルシリーズ「レースアットホームチャレンジ」の最終戦に参戦し、オリバー ローランドが優勝を飾った。今回の勝利により、日産e.damsはチームランキングで2位に、ローランドはドライバーランキングで3位となった。
ABBフォーミュラE選手権が新型コロナウイルスの影響で中断されている中、24人のドライバーと12のチームがバーチャルに再現されたフォーミュラEのトラックでレースに参戦する「レースアットホームチャレンジ」が行われた。また、上記レースは、新型コロナウイルス感染拡大に直面している子供たちの安全、健康、学習の維持を目的とするユニセフのグローバルコロナウイルス募金活動を支援している。
ローランドは、スタートから首位に立ち、レース最後までポジションを守り抜いて優勝を飾り、セバスチャン ブエミは5位でレースを完走した。ローランドとブエミは、今回初めてオンラインのレースに参戦し、シーズンが進むにつれてペースを向上し、ベルリンで開催された第5戦ではローランドがチーム初優勝を果たした。
ローランドは第6戦のニューヨークでも表彰台を獲得し、同じくニューヨークを舞台とした第7戦でも4位入賞を果たしており、ローランドのシーズン終盤の活躍に加え、ブエミが2回のトップ10フィニッシュを果たしたことで、チームはチームランキングで2位となり、ローランドはドライバーランキングで3位という結果を残した。