ゼネラルモーターズ株式会社(以下、GM)は、5月29日、全米に広がる新型コロナウイルスの影響により、3月18日から休止していた北米の部品工場と組立工場の自動車生産を再開していることを公表した。
GMは、自社の広範囲にわたる安全対策について、サプライヤー各社においては、事業再開への戦略と安全手順の実施に向けて尽力してもらい、現在スムーズに機能しており、カスタマーとディーラー双方の需要に対応するために、生産を拡大する体制にあると説明している。
6月1日(月)から、米国とカナダの3つのクロスオーバー組立工場は2交代制となり、ミッドサイズとフルサイズのピックアップトラックを製造する米国の3つの組立工場では、1交代制から3交代制に移行。他の5つの米国の組立工場は、1日1交代の生産シフトで稼働していく予定であると述べている。