Mobility Technologies、乗車中にタクシー料金の支払い手続きが完了するアプリ決済機能をスタート

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Mobility Technologies(以下、MoT)は、自社が展開するタクシーアプリ「MOV」において、乗車中に支払い手続きが完了するアプリ決済機能を、5月26日(火)よりスタートしたことを公表した。アプリ決済機能は、後部座席に「MOV」のタブレットが設置されている一部エリアのタクシーからスタートし、8月には全国1.5万台以上での利用が可能となる予定と述べている。

 

今回スタートした「MOV」の新たなアプリ決済機能は、アプリからの注文時だけでなく、道や乗り場からの乗車時にもネット決済を利用することができる機能で、目的地到着後に車内での乗務員との支払いやりとりが不要となる。

 

MoTは、アプリ決済について、タブレットに表示される二次元バーコードを読み取る方法で行い、揺れのある車内でも簡単に手続きが可能となる独自の方法を採用していると説明している。上記の独自の方法とは、ヤマハ株式会社が開発する「SoundUD」を活用したもので、タブレットから発信される音声トリガーをスマートフォンで受信する仕組みになっており、ユーザーの特別な操作なく近付けるだけで、車両情報とアプリ情報の紐付けを行うことができると述べている。利用する際は、タクシー乗車後タブレットでアプリ決済を選択し、「MOV」を開いたスマートフォンを近付け、決済ボタンを押すだけの3手順だけで支払い手続きが完了する。

 

【「アプリ決済機能」概要】

◆開始日:2020年5月26日(火)

◆対応車両:「MOV」のタブレット設置車両、一部エリアから順次開始

◆対応開始エリア:宮城県/神奈川県/茨城県/群馬県/岐阜県  ※5月26日(火)時点 順次拡大予定

◆手順: 

  1. タブレット上で「アプリ決済で支払う」を選択し、アプリを開いたスマートフォンを近づける
  2. アプリ画面に表示される決済情報を確認し、「決済する」を押下
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