住友ゴム工業、三井住友信託銀行と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の融資契約をゴム製品業界で初めて締結

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住友ゴム工業は、三井住友信託銀行との間で、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(資金使途を特定しない事業会社向け融資タイプ)」の融資契約を、ゴム製品業界で初めて締結したことを公表した。住友ゴム工業は、上記締結について、自社のSDGs達成に向けた取り組みが評価されたことによるものであり、ポジティブ・インパクト・ファイナンス契約締結により、SDGsの目標達成へ向けた取り組みをより一層強化し、中長期的な企業価値の向上を引き続き目指していくと述べている。

 

 

ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資を実行するもので、SDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用して開示することが最大の特徴となっている。

 

住友ゴム工業は、以下記載の取り組みと、特にSDGsの目標達成にインパクトを与える活動として、後述のテーマについて定性的・定量的に評価を得たと述べた。

 

<住友ゴム工業の取り組み>

  • 2008年から「Green(緑化)」「Ecology(事業活動の環境負荷低減)」「Next(次世代型技術・製品の開発)」「Kindness(人にやさしい諸施策)」「Integrity(ステークホルダーへの誠実さ)」の五つの枠組みからなるCSRガイドライン「GENKI」を掲げ、積極的にサステナビリティ活動を推進してきたこと。
  • 2020年2月に公表した新中期経営計画において「ESG経営の推進」を掲げ、事業活動を通じたSDGs達成への取り組みを推進していること。

 

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