【ダイハツ】
・タフト
6月10日発売の軽クロスオーバーSUV。
ダイハツの軽ラインアップでいうと「キャスト・アクティバ」の後継モデルとなるが、外観を見ればわかる通り、スズキ・ハスラーに直接対抗するモデルだ。
軽自動車のため全長・全幅はハスラーと同等だが、全高はハスラーより50mm低く、最低地上高は10mm高く設定されており、スタイリッシュかつ走破性の高さをアピールする。
エンジンはNAとターボを設定。駆動方式はFF/4WD。装備面では電動パーキングブレーキを全グレードに標準装備するなど、後から出た分、ハスラーを上回る部分も多い。高い人気が期待できそうだ。
【マツダ】
・MX-30
年度内発売予定。マツダ初となる市販EV。
コンパクトSUV・CX-30とほぼ同サイズのクロスオーバーSUVで、既に欧州ではプレオーダーが始まっており、価格は約360万円。
専用プラットフォームを採用し、エクステリアも独自のデザインを採用する。Honda eのように明らかに近距離用のスタイルではなく、レジャーにも使いたくなるようなSUVスタイルとしながらも航続距離は約200kmで、他社EVと比べ短い。そこが市場でどう評価されるか微妙なところ。しかしマツダだけに、走りの良さは期待できそう。EVの走りをどのように料理するか、大いに楽しみである。
【三菱自動車】
・アウトランダー/アウトランダーPHEV
12月発売予定。アウトランダーとしては8年ぶり、PHEVは約7年ぶりの一新となる。
プラットフォームは日産・新型エクストレイルと共用。ボディは現行モデルよりも拡大される。
パワートレインは2.4Lガソリン+モーターのPHEV、1.5Lターボのガソリンを搭載。
高い悪路走破性を備えたPHEVとして現行モデルの人気は根強く、引き続き安定した動きが期待される。
【スバル】
・レヴォーグ
9月発売予定だが、やや遅れる可能性もある。6年ぶりの一新。
既に東京モーターショーや東京オートサロンで披露されている通り、キープコンセプトでの進化。パワートレインは新開発の水平対向1.8Lターボを搭載する。
スバル初の電子制御ダンパーを搭載。アイサイトも進化し、ステレオカメラ+レーダーにより360度センシングを可能にする。高精度マップにも対応する予定だ。