アイシン精機、新型コロナウイルス感染拡大に対し医療現場向けの簡易ベッド台・簡易間仕切り壁を生産

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アイシン精機は、トヨタならびにトヨタグループ各社と、新型コロナウイルス感染症の診断や治療に尽力している医療現場を支援する取り組み「ココロハコブプロジェクト」の一つとして、5月中旬から簡易ベッド台、簡易間仕切り壁の生産を開始することを公表した。

 

アイシン精機は、これら支援品の生産にあたって、自動車部品の開発・生産で培ってきた技術やノウハウを活用することはもちろん、アイシン独自のミシン、ベッドをはじめとする家庭用品開発の経験も活かしながら設計したと説明した。5月から簡易ベッド台2台/1日、簡易間仕切り壁16組/1日を目途として生産を行い、医療現場の要望に応じて提供すると述べている。

 

また、新型コロナウイルス感染症の影響による世の中のマスク不足解消に貢献するために、6月上旬から自社グループ施設内で従業員向けのマスクの生産を開始し、マスクの自給自足を推進していくと述べた。

 

「ココロハコブプロジェクト」とは、東日本大震災の被災地を支援するために、全国から「心を運ぶ」という気持ちを込めて、トヨタ、トヨタ販売店及びその従業員が、継続的かつ長期的に実施してきた支援活動の総称。今回は、新型コロナウイルス感染症で闘病中の人、医療従事者・政府・自治体関係者に対して、何か貢献できないかとの思いから、トヨタグループが力を合わせて取り組む支援活動の総称を「ココロハコブプロジェクト」とした。

 

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