日産は、4月5日、本社に勤務している従業員1名の新型コロナウイルス感染を確認したと公表した。
日産は、当該従業員について、3/23より体調不良となり、4/3にPCR検査を実施、4/4の夜に陽性と確認され、現在、保健所・医療機関の指示に従い、入院の調整ができるまで自宅にて療養しており、3/20以降、4/5までの17日間、一度も出社していないと説明している。
また、神奈川・東京所在の事業所の社員は、原則、在宅勤務としており、当該期間においても、本社地区における罹患が疑われる体調不良者は発生しておらず、所轄保健所の確認においても勤務地における濃厚接触者はいないと判断されているが、引き続き、所轄保健所と連携し対応に努めていくと述べた。
なお日産では、新型コロナウイルス感染症予防と感染症拡大防止に関するガイドラインを定め、手洗い・咳エチケットの推奨など感染予防対策の徹底実施、日々の健康チェックによる感染者・感染疑いのある従業員の早期発見と隔離を実施しているほか、時差通勤や在宅勤務の推奨、多人数による会議、イベントの開催並びに出席の自粛、合わせて不要不急の海外出張を禁止するなどの予防措置に加え、3/26の神奈川県からの要請等を踏まえ、3/27より当面の間、生産工場を除く神奈川・東京所在の事業所の社員は、原則、在宅勤務としている。