トヨタは、米国東部時間2月13日、フロリダ州デイトナでエンジンに改良を加え最高出力を高めたGRスープラ(3.0L)を発表した。なお、日本での発売は2020年秋以降を予定している。
今回のエンジン改良では、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更を実施したことで、エンジン最高出力が従来型335hp/5,000-6,500rpmから382hp/5,800-6,500rpm(従来型比+14%)、最大トルクでは従来型365lb.ft.(ポンド フィート)/1,600-4,500rpmから368lb.ft./1,800-5,000rpmとなったほか、加速性能では、時速0-60Mileにおいて3.9秒(従来型比-0.2秒)を実現した。
さらに、フロント部にブレースを追加しボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることで、コーナリング中の安定性も高められているという。