【JCCS2020】注目ブースレポート:ナッツRV

キャンピングカー イベント

クレア、クレソンの人気キャブコンを刷新、初披露

一社単独では最大規模のブースを「ジャパンキャンピングカーショー2020(JCCS2020)」で展開したナッツRV。バンコン(バンコンバージョン)からキャブコン(キャンブコンバージョン)、バスコン(バスコンバージョン)までフルラインアップを揃える同社だが、今年は趣向を変え、出展車を旗艦モデルの「ボーダー」、キャブコン「クレア」「クレソン」シリーズの3モデルに限定し、大々的に展開した。

旗艦モデルのボーダーシリーズ

 

その理由は、クレア、クレソンという同社の主力二大モデルが同時に刷新されたことにある。JCCS2020ではこの二モデルをフィーチャーするために、あえて他モデルの出展を取りやめ、クレア、クレソンを複数台用意。同型車を多く用意することで一台に来場者が集中しないよう配慮。さらに車両展示もスペースにゆとりを設けた配置としたことで、会期中は時間をかけて見学する来場者の姿が見られた。

ちなみにクレソンシリーズは、この刷新を機に正式名称をクレソンボヤージュからクレソンジャーニーへと改称した。

クレソンジャーニー

 

新採用、超断熱性パネル構造をアピール

同社ブースで特に目を引いたのが、クレソンジャーニーにセッティングされているシェル部分のみが展示されたエリアだ。同モデルは、今回のビッグマイナーチェンジでボディシェル構造という基幹部位から見直され、FRP一体成型だったボディは、FRPバンクとFRPパネルで構成した新型「エクシードシェル」へと改良された。

超断熱性新パネル構造の展示

 

このシェルでは、内装のベニヤを外装材と同じ素材へと変更したことで密着性がより増し、軽量化と耐久性向上とともに、高い断熱性を確保。さらに、この超断熱性パネルを両側面と背面だけではなく、天井と床にも使用したことで驚異的な断熱効果と保温性を実現した。

この超断熱効果が得られたことで、特に家庭用エアコンの消費電力の軽減にも寄与。同社が開発した急速充電システムを搭載したグレード、EVOモデルであれば、その能力を最大限に発揮でき、まさに電力ストレスとは無縁のクルマ旅ができることになる。

クレソンジャーニーの室内。ツインベッド仕様のタイプW

 

クレソンエリアは多くの来場者で賑わいを見せていたが、「今年はキャブコンの購入を検討している方々のブース来場がやはり多く、同型からの乗り換え相談も目立った」とスタッフは話していた。

ダブルベッドを常設したタイプX

 

クレア&スティングも大幅にブラッシュアップ

一方クレアと兄弟車「スティング」は、ビッグマイナーチェンジの位置付けで、リヤコンビネーションランプのデザイン変更やシーケンシャル式ウインカーの新採用、空力特性に優れるシェル形状への改良が行われた。

リアコンビネーションランプもシャープな造形に

 

さらに、FRPバンクとアルミニウムパネルとのハイブリッドシェルを採用しているクレアもクレソンボヤージュと同様の超断熱性新パネル構造をサイドとリア、天井とフロアに新採用し、断熱効果と保温性を高めた省エネ対策を施している。

クレアは昨年、オートキャンパー主催「キャンピングカー・オブ・ザ・イヤー」大賞を受賞

 

また、シングルタイヤのベース車にオプションとして用意されている、トヨタ・カムロード専用設計のアルミホイールに今回、新色のオレンジも追加された。

シングルタイヤのカムロード専用アルミホイールに新色設定

 

アンコールフェア&試乗体験会開催

JCCS2020閉幕後には、恒例のアンコールフェアを2月8日(土)から11日(火・祝)まで開催する。会場は都内からのアクセスにも優れた埼玉店と神奈川店の2店舗で、今回ショーでは展示のなかったバンコンや軽キャンパー等のフルラインが揃う。加えて、各モデルに試乗できるのもフェアの特徴だ。

もちろん初めてのキャンピングカー見学でも、スタッフが個別対応で説明してくれるので、安心して相談できる。

 

■ ナッツRV埼玉店

埼玉県さいたま市西区三橋5-1705

TEL:048-625-7722

 

■ ナッツRV神奈川店

神奈川県厚木市愛甲2188-1

TEL:046-226-7888

 

■ 関連リンク

ナッツRVホームページ

http://nutsrv.co.jp/

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