日産、非営利団体CDPより最高評価の「ウォーターセキュリティーAリスト」企業に認定

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日産は、環境分野で世界的に権威のある国際的な非営利団体CDPより、2019年度の水資源に対する取り組みとその情報開示によって、「ウォーターセキュリティー」部門で最高評価である「Aリスト」企業に認定されたと発表した。「気候変動」に続いて、2部門でのAリスト認定されるのは、日産初となる。

 

日産は、今回のAリスト企業認定に当たって、①グローバルにおける各生産拠点における水に関するリスクアセスメントの実施、②社内に設置したグローバル、ならびに各地域別の環境委員会による、潜在的なリスク対策を含めた包括的なマネージメント体制の設置、③法的基準より厳しい排水の社内管理基準を設定し、水質管理の確実な実施、④水資源の枯渇リスクが高い地域において、洗車時等の水使用削減に関する消費者への啓発、以上4点について評価されたと認識していると述べた。

 

CEOの内田 誠氏は、「気候変動に続き、ウォーターセキュリティー部門においても『ニッサン・グリーンプログラム』での取り組みが評価されたことを嬉しく思います。同プログラムのもと、水資源分野において工場における取水量の削減や廃水のリサイクル率改善などを図ってきました。日産は、環境課題に対してサプライヤーをはじめとするステークホルダーの皆さまとともに、今後も社会により大きな価値を提供できるようサステナビリティの取り組みを推進いたします」とコメントした。

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