エントリー層への訴求に重点、トヨタモビリティ東京・レクサス若林が竣工 -

トヨタモビリティ東京（片山守社長）で23店舗目（含中古車専売店舗）となる、レクサス若林が１月15日に竣工した（オープンは22日）。以前のトヨタブランド店舗、ハブポート若林を改装したもので、窓や柱の配置を変えず投資額を抑えた。

同拠点は、世田谷通りに面した73ｍの広い間口を持ち、歩道沿いの１階ショールームはあえて認定中古車を展示することで、新規客が気軽に立ち寄れるようにした。また、同じフロアの一角には、認定中古車検索コーナー（ＣＰＯサーチ）を設け、同社の全在庫車両を検索できる。

さらに１階から２階にかけレクサスコレクションを展示。都内最大規の展示点数を誇る。ウェア類はハンガーに吊るして展示し、傍らに姿見を用意するなどブティックのような雰囲気に。２階のオーナーズラウンジは、若年層の来店を意識し明るい〝ライフスタイル〟のデザインを採用。さらに、仕切りとコンセントを備える一人用席を同社で初めて設けた。LSを実寸大で投影できる16面マルチモニター（220インチ相当）は、補機類を画面上部に置く〝スリムタイプ〟を同社で初採用した。

都内最大の輸入車市場、世田谷区で２店舗目。「用賀と棲み分けを図り、CPOも活用する等レクサスエントリー層を吸引したい（片山社長）」と新店舗の狙いを説明。さらに、同区内の二子玉川ライズへのポップアップ店舗出店も予定しており、世田谷区内のレクサスシェア向上と、同社が掲げるレクサスオーナー倍増計画に弾みをつける考えだ。