6ホールに出展するダイハツブースは、昨年に引き続き「遊びゴコロをみんなのものに。」をブーステーマに個性あふれるカスタマイズカー9台を出展する。ラインナップは、軽クロスオーバーの「TAFT(タフト)コンセプト」をはじめ、軽オープンスポーツモデル“コペン”や、スーパーハイトワゴン“タント”、働くクルマの代表格“ハイゼットトラック”等。それぞれの世界観を生かしながら、ダイハツらしい遊びゴコロを体現した。
■アクティブに使える軽クロスオーバーモデルTAFTコンセプトを世界初公開
世界初出展となるタフトコンセプトは、「Tough&Almighty Fun Tool」をコンセプトに、2020年央の発売に向けて開発が進められている。なお、車名のタフトは、コンセプトの頭文字に由来する。
ボディサイズは、全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1630㎜。ターボエンジンにCVTを組み合わせ、日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバーモデル。インテリアには、開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室空間といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを多く採用している。
室内空間の広さと使い勝手の良さを特徴とするタントからは、全く別の個性を表現したコンセプトモデルを出展した。コンセプトモデルは、タントをベースにしたクロスフィールドバージョンをはじめ、タントカスタムベースのプレミアムバージョンとマーベルスパイダーマンバージョンの3タイプ。マーベルスパイダーマンバージョンは、アメリカンコミックのラッピングをボディ全面に施し、まさしく遊びゴコロを追求したモデルとなっている。
例年オートサロンで独特なコンセプトモデルが出展されるハイゼットトラック。今回は、商用車としてではなく“遊び”にウェイトを置いたコンセプトモデルが出展された。
中でも、注目を集めているのがアウトドア雑誌「ピークス」とコラボレーションしたハイゼットトラックピークスバージョン。リヤにはシェルを搭載し、シェル外壁にはボルタリングのホールドを装着。さらにSUVらしさを強調するフロントバンパーやルーフライトバーも搭載し、商用車のイメージを打ち消す遊びゴコロあふれるモデルへと変貌した。
この他にも、ハイゼットトラックからはバーチャルシンガー初音ミクとコラボした“初音ミクマルシェバージョン”と、リヤに巨大モニターと巨大スピーカーを搭載し、DJブースを作り上げた“DJバージョン”を出展。どちらもハイゼットトラックの最大の特徴である積載力を十二分に活かしたコンセプトモデルとなっている。
また、ダイハツブースでは、カスタマイズの楽しさをより身近に感じられる様々な仕掛けを展開。クルマをテーマにした作品を多く手掛ける漫画家の田中むねよし氏をブースに迎え、来場者とコミュニケーションを交えながらタフトコンセプトを題材に、その場でイラストを描くライブドローインググショーを開催する。さらにダイハツの車名の由来である「発」動機にちなんで、本物のエンジンパーツを用いた「エンジン組み立てチャレンジ」も実施。ダイハツエンジニアがサポートし、来場者へ体験を通じた幅広いクルマの楽しみ方を訴求していた。