ヤナセでは、読売巨人軍と阪神タイガースがレギュラーシーズンで3位以上の成績を収めた場合、最も貢献した選手にメルセデス・ベンツを贈るヤナセ・プロ野球MVP賞を実施している。
1984年から始まった読売巨人軍の表彰は今年で31回目を迎え、今季チームの精神的支えとなり、5年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した阿部慎之助二軍監督に、メルセデス・ベンツ・E200 アバンギャルドが贈られた(3回目の受賞)。
12月19日、ヤナセ東京支店(メルセデス・ベンツ東京芝浦)ショールームで行われた贈呈式では、ヤナセ・吉田社長から阿部監督にマスコットキーが手渡された。阿部監督は「まさかこのような素晴らしい賞をいただけるとは思ってもいませんでした。来季は二軍監督として勉強の年になるかと思います。僕が教えた選手が将来、こうした素晴らしい賞をもらえるよう精一杯努力し、指導に励みたいと思います」と喜びを語った。
この贈呈式の恒例でもあるヤナセ・吉田社長と阿部監督の〝直接対決〟も行われ、吉田社長の投げたボールをフルスイング。阿部監督が特大ホームランを放ち和やかなうちに贈呈式は終了した。
■阪神タイガーズは近本外野手
今季セントラルリーグ3位の成績を収めた阪神タイガースでは、近本光司外野手にメルセデス・ベンツ・A180が贈られた。
近本外野手は、入団1年目にしてリーグ最多となる36盗塁を記録。長嶋茂雄さん(巨人)の持つリーグ新人安打記録(153)を61年ぶりに更新する159安打を放ち、チームのAクラス入りへ大いに活躍したことが評価された。