富士スピードウェイを舞台にSUPER GTのGT500マシンとDTMマシンが対決する「SUPER GT×DTM 特別交流戦」。前日のレース1に続き、11月24日にはレース2が行われた。
決勝レースではNo.28 BMC Airfilter Audi RS 5 DTM(ロイック・デュバル)がPPからスタートするもペースが上がらず後退。代わって2番手からスタートしたNSX-GT 64号車のカーティケヤンがレースをリードした。
しかし9周目にセーフティカーが入り、64号車のマージンは帳消しに。さらに再スタートからしばらくして多くのマシンがルーティンのピットインに入ったため、順位は大きく入れ替わり、No.21 Audi Sport Japan RS 5 DTM(ブノワ・トレルイエ)がトップに立った。
ところが20周目にコース上のトラブルで再びセーフティカー導入。残り10分を切ったところでレースは再スタートするが、このタイミングで21号車がピットに入ったため、64号車が再度トップに浮上した。
レースは残り7分で3度目のセーフティカーが入るが、64号車はこの再スタートでダッシュを決め、そのままフィニッシュ。2位はNo.11 BMW M4 DTM(マルコ・ヴィットマン)が入り、3位には一時ポジションを下げたものの、その後猛追した28号車が入り、表彰台をSUPER GTとDTMで分け合う結果となった。
(写真=Sutton Photographic)