日本ミシュランタイヤは11月26日、東京の厳選した飲食店・レストランと宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2020」のセレクションを発表した。ミシュランガイド東京2020は11月29日から全国の書店で販売する。このガイドブックの発売に先駆けてミシュランガイド公式ウェブサイト「クラブミシュラン」では本日からセレクションを公開している。
東京のミシュランガイドは2007年の発行以来、毎年更新され13年目を迎えた。今回は星付きと価格以上の満足感が得られるビブグルマンを合わせて464軒の飲食店・レストランと34軒の宿泊施設を掲載。このうち星付きレストランは計226軒が掲載され、13年連続の3軒（「かんだ」/日本料理/港区、「カンテサンス」フランス料理/目黒区、「ジョエル・ロブション」フランス料理/目黒区）を含む11軒が三つ星の評価となり、東京は今年も世界一星の多い都市となった。
また、流行の変化が速く競争の激しい東京の特性を反映し、新規掲載の飲食店・レストランは55軒、料理カテゴリーは17種類。このうち20軒に星が付き、35軒がビブグルマンとして掲載された。
料理の評価はミシュランガイド独自の５つの基準により、三つ星「そのために旅行する価値のある卓越した料理」、二つ星「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、一つ星「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」で表現されている。
ポール・ペリニオ社長は、「2007年の東京版初発行から、東京は世界のガストロミーを牽引してきた。世界で最も多くの星付き店が掲載された都市として、毎年その座を維持し続けている。今年も多くの新規掲載店があり、東京の変化の速さ、競争力の高さが表れた。近年は外国人シェフや女性シェフも増え、飲食業界でもダイバーシティが進んでいる。良質な食材と腕のいい料理人が集まる東京は、今後も美食都市として世界をリードし続けるでしょう」と話し、日本人をはじめ海外からの旅行者にもガイドブックを通して素晴らしい体験を提供したいと語った。
