マツダ、新世代商品第2弾となるクロスオーバーSUV「CX-30」の予約受注を開始

新車情報

マツダは、マツダの新世代商品の第2弾となるクロスオーバーSUV「MAZDA CX-30(マツダ シーエックス サーティー)」の予約受注を、全国のマツダ販売店を通じて9月20日に開始した。あわせて、「CX-30」展示イベントを9月27日(金)より順次開催する。なお、SKYACTIV-G 2.0搭載機種およびSKYACTIV-D 1.8搭載機種は、10月24日より全国のマツダ販売店で販売開始予定で、SKYACTIV-X 2.0搭載機種の販売開始時期は2020年1月以降の予定となっている。

 

「CX-30」は、グローバルに成長を続けるSUV市場を見据えて、新たにラインアップに追加されたモデル。「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトに開発され、見る人の感性を刺激するデザイン、上質な室内空間、誰もが安心して運転を楽しめる安全性能をカスタマーに提供するとしている。

 

パワートレインでは、2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」、1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」、2.0リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X 2.0」の3種類のエンジンを設定しており、「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-X 2.0」搭載機種には、6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」とともに、6速マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」を設定(「SKYACTIV-D 1.8」搭載機種には、「SKYACTIV-DRIVE」を設定)した。

 

 

「CX-30」は、理想の運転姿勢を「人間が歩いている時の姿勢」と定義し、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」、「SKYACTIV-X(スカイアクティブ エックス)2.0」をはじめとする最新のエンジン、そしてAWD車には「オフロード・トラクション・アシスト」機能を採用して、安心感と自在感のある運転フィールを実現し、機動性を向上している。

 

エクステリアでは、シンプルな造形と光の移ろいにより、生命感と上品な美しさを表現する「魂動デザイン」の哲学にもとづき、ボディ上部にスリムで伸びやかなプロポーションと、下部の幅広クラッディングパネルによるSUVらしい力強さと安心感を同時に表現している。また、書道の筆づかいの動きに着想を得て、フロントフェンダーからリアタイヤへとスピード感ある弧を描いたショルダー部は、ひと筆書きの強い光で動きを表現し、その下のボディ面は、クルマの動きとともに周囲の景色がS字型に揺らめきながら映り込む、光の移ろいが表現されている。

 

 

インテリアでは、コクピットは、ドライバー中心に表示機器、操作スイッチ等を左右対称にし、それらをドライバーへ向けて正対させるように配置することで、クルマとの一体感を強め、心地よい「包まれ感」を表現している。また、助手席について、メーターフードを起点に、助手席側のドアトリムまで美しくカーブを描くウイング状のフード造形を採用しており、前席乗員を包み込むようなデザインとなっている。

 

 

ボディカラーは、「カラーも造形の一部」と考え開発された「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」、MAZDA3で新開発の「ポリメタルグレーメタリック」も加え、全8色を用意している。さらに、内装では、リッチブラウン内装とネイビーブルー内装をラインアップ。リッチブラウン内装には黒と白の本革シートを設定、ネイビーブルー内装にはグレージュと黒のファブリックシートを設定した。

 

ソウルレッドクリスタルメタリック
ポリメタルグレーメタリック

 

ボディサイズは全長4,395mm、全高1,540mm、全幅1,795mm。取り回しがしやすく、立体駐車場でも気軽に使える寸法としたのに加え、クロスオーバーSUVとして最低地上高(175mm)を確保しながらも、地面から着座位置までの高さを最適化し、前後の席で自然な乗降性を確保した。また、ベビーカーとキャリーオンバッグなどを同時に積載できる430Lの荷室容量と1,020mmの開口幅を確保しているほか、「パワーリフトゲート」を、20Sを除くすべての機種に標準設定した。

 

パワーリフトゲート

 

加えて、タイヤの動きやGセンサー等の情報から車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測。雨や雪などの滑りやすい路面ではもちろん、ドライ路面においても4輪の力を効率的に引き出せるように自動的にトルクを配分し、スムーズで安定した走りを提供する、進化したAWDシステム「i-ACTIVE AWD」を搭載している。また悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクション・コントロール・システム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して悪路からのスムーズな脱出を実現する、新開発「オフロード・トラクション・アシスト」をAWD車に採用している。

 

安全面では、「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」の考え方にもとづき、わき見や居眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」、追従走行機能とステアリングアシスト機能により安心・安全な運転をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」など、最新の安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載。また、静粛性を追求するとともに、音響システムでは、各スピーカーの位置と方向を刷新して、必要な音だけが心地よく耳に届くオーディオシステム「Mazda Harmonic Acoustics(マツダ・ハーモニック・アコースティックス)」(8スピーカー)を標準設定したのに加え、Boseサウンドシステム(12スピーカー)をメーカーオプションで設定した。さらに、すべての機種に車載通信機を標準設定している。

 

価格(消費税10%込):239万2500円~371万3600円

 

丸本 明(まるもと あきら)代表取締役社長兼CEOは、「CX-30は、市場がSUVにシフトしている中、マツダの基幹車種の一つであるCX-5に続き、ブランドを牽引し、今後のマツダのビジネスを支えていく柱のひとつとなる、重要な商品です。これまで接点がなかったお客様も含め、広くマツダ独自の価値をご体感いただき、『お客様と最も強い絆で結ばれたブランド』になることを目指してまいります」とコメントしている。

 

【「CX-30」全国都市展示イベント】

  • 9月27日(金)~29日(日):東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)
  • 10月4日(金)~6日(日):イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)
  • 10月18日(金)~20日(日):JR名古屋駅(愛知県名古屋市)
  • 10月25日(金)~27日(日):広島T-SITE(広島県広島市)
  • 12月9日(月)~15日(日):JR博多駅(福岡県福岡市)
  • 12月20日(金)~22日(日):グランフロント大阪(大阪府大阪市)

※詳細はイベント専用サイトにて:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/event/exhibition/?_ga=2.16030646.1496594898.1568956915-468891663.1562214866

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