トヨタ・ガズー・レーシングとアロンソ選手、ダカールラリーに向け走行トレーニングを実施

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TOYOTA GAZOO Racingとフェルナンド・アロンソ選手は、今後数か月に渡り協力を続け、ダカールラリー2020参戦予定のハイラックスで一連の走行テストを実施することを発表した。

 

 

アロンソ選手は、モータースポーツキャリアをさらに広げるための新たなチャレンジとして、今後5か月間、TOYOTA GAZOO Racingのダカールラリーチームと連携し、過酷なラリーレイドに慣れるため、ヨーロッパ、アフリカ、中東でハイラックスでの走行トレーニングプログラムを実施する。

 

アロンソ選手は、ル・マン24時間レースで2度の優勝、FIA世界耐久選手権の現チャンピオン、F1の世界チャンピオンを2度獲得、またデイトナ24時間レース優勝など、数々の勝利をおさめている。今回、モータースポーツの中でも最も過酷なカテゴリーの一つであるダカールラリーに挑むためのオフロードドライビングスキルの向上を図ると述べている。

 

 

8月20日から23日にかけてアフリカ南部の砂漠でテストを続け、9月13日から14日に開催される南アフリカのクロスカントリーシリーズ第5戦、2019ハリスミス400ラリーにて初の実戦に臨む。なお、今回の参戦では、極端に勝負には拘らず、実戦を通じてのテストを行うことが目的と述べた。

 

 

トヨタ車は、ダカールラリーにおいて、ワークスチームだけでなくプライベーターからも長年使用され、今年初めに行われたダカールラリー2019では4輪部門の合計エントリー数の4分の1以上を占めた。また、カタール出身の前オリンピック選手であり、ラリーレイドの伝説的存在でもあるナッサー・アルーアティヤ選手が駆ったハイラックスが、TOYOTA GAZOO Racingに初のダカールラリー総合優勝をもたらした。

 

フェルナンド・アロンド選手は、「TOYOTA GAZOO Racingと一緒に、また新たな冒険を続けられることを本当に楽しみにしています。2017年11月にトヨタのクルマを初めて運転して以来、2018-2019 WECスーパーシーズンでル・マン24時間レース2連覇、チームチャンピオンの獲得、更にチームメイトのセバスチャンと一貴と共にドライバーズタイトルを獲得することができました。今年初めにオフロードラリーの体験をして、ラリーカーに長く乗っていたい気持ちが残りました。サーキットレースとは全く異なることは分かっていましたが、前回のハイラックスでの走行テストは非常に有意義な経験でした。走行を重ねるごとに自信を持てるようになり、改善することができました。今後数か月間の走行トレーニングで、ハイラックスのことをさらに知り、チームと協力していけることを本当に楽しみにしています。私は様々なモータースポーツのカテゴリーで、常に新しい挑戦に挑んでいきたいと思っていて、今はそれを叶えてくれる素晴らしいチームにいると思っています。」とコメントした。

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