日産自動車が日産e.damsチームとして初参戦した「ABB FIAフォーミュラE選手権」のシーズン5は、世界12都市で13戦にわたり争われ、日産はセバスチャン・ブエミ選手とオリバー・ローランド選手の2名のドライバーによって、優勝1回、5戦連続を含む6度の表彰台を獲得。また、シーズン最多となる6回のポールポジションを獲得し、2名合わせて16回のスーパーポールシュートアウト進出もシーズン最多記録となった。日産e.damsは、今シーズンのチームランキングで4位となり、ブエミ選手はドライバーズランキング2位、ローランド選手は10位の成績を残した。
ブエミ選手は、第12戦で今シーズンの初優勝を飾り、また、4戦連続して表彰台を獲得したことに加え、スーパーポールシュートアウトには1シーズンの史上最多記録となる11回の進出を果たした。ローランド選手は、中国大会で日産に初めての表彰台を獲得し、モナコ大会でも表彰台に上がった。ローランド選手は、ランキング10位でシーズンを終えたが、これはルーキードライバーとしては最上位の成績となる。
日産のグローバルヘッドオブマーケティング、カスタマーエクスペリエンス、ブランド戦略 担当の専務執行役員であるルー ドゥ・ブリース氏は、「フォーミュラE選手権参戦初年度のこの結果を非常に誇りに思います。日産に初優勝をもたらしたセバスチャン ブエミ、そして6つの表彰台と6つのポールポジションを獲得した日産e.damsチームの全員を祝福します。この素晴らしい結果は、『ニッサン インテリジェント モビリティ』を広める多大なる機会を提供してくれました」と述べた。
日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモ氏は、「デビューシーズンの成果に大変満足しています。レースで良い成績を残しただけでなく、『ニッサン インテリジェント モビリティ』のメッセージを世界中に伝えることができましたし、世界中のファンやお客さまから大きな反響をいただきました。そして、世界中の日産社員や販売会社の皆さんに対しても電動車両が私たちの生活において、今後果たしていく大きな役割に期待を高めるプラットフォームを提供できたと思っています」とコメントした。