矢崎グループとヤマトグループ、タイで「こども交通安全教室」を開催

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矢崎エナジーシステム株式会社子会社 のタイ 矢崎ネットワークサービス株式会社(本社: タイバンコク取締役社長:市川孝幸、以 下 タイ矢崎ネットワークサービス)、SANSHIRO ACADEMY(本社:タイバンコク取締役社長:Arthakarn Trissanarungsee、以下サンシローアカデミー)は、ヤマトホールディングス傘下のタイヤマト運輸株式会社(本社:タイバンコク取締役社長:月方邦彦、以下タイヤマト)とSCG Yamato Express Co.,Ltd(本社:タイバンコク取締役社長:Ronnakorn Riamsri、以下SCGヤマトエキスプレス)と連携し、「こども交通安全教室」をバンコク市内の小学校10校で開催したことを発表した。

公共の道路を利用して事業を行うヤマトグループは、「安全第一、営業第二」をモットーに、「人命の尊重を最優先し、常に安全意識の徹底を図る」ことを企業理念に掲げ、経営の根幹としている。中でも、子どもの交通事故防止を重要なテーマの一つと捉え、1998年から、地域の子どもたちに交通ルールや交通安全への知識を伝える「こども交通安全教室」を全国各地で実施し、これまでに300万超が参加している。また、国内にとどまらず、中国・上海やマレーシアなど、海外の幼稚園や日本人学校でも実施している。

矢崎グループは、1960年に日本で初めてタコグラフの生産、販売を開始して以来、半世紀以上に渡り、デジタルタコグラフやドライブレコーダ等のサービスを通して、運輸業界の安全に取り組んでおり、 特に「子供を交通事故から守る」という事業方針において 、両社の考えが一致した。

タイの10万人当たりの交通事故死者数は、36.2人で世界ワースト第二位と非常に多く、特にタイ正月ソンクラーン(4月11~16日)期間中は、例年、交通事故が急増し、タイ内務省によると今年も3068件の事故が発生している。このような状況下で、交通安全に対する意識を少しでも高め、事故を減らすための取り組みとして、今回、タイ政府や教育庁、警察の協力のもと、「こども交通安全教室」をタイ 矢崎ネットワークサービス、タイヤマト、SCGヤマトエキスプレス、サンシローアカデミーの4社で開催することになった。

今回実施される「こども交通安全教室」では、安全運転の実体験を生かしながら集配車を使用して、交通安全について見て・触れて・感じることができる体験型の内容になっている。車両への安全な乗り降りの方法、集配車両に乗り、運転席からの景色や死角の体験、横断歩道の渡り方などを体験できる。