6月30日、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーGT第4戦は、PPから好走を見せたレクサスLC500 6号車(大嶋和也/山下健太組)が優勝した。
LC500 6号車はスタートから順調にトップを周回。29周目にはLC500 36号車にトップを奪われるものの、翌周には再び6号車が逆転しレースをリードした。
中盤以降は、この2台に37号車も加わり、3台のレクサスLC500のトップ争いになる。が、36号車はコースアウトを喫しポジションダウン。これで2位につけた37号車が激しく6号車に詰め寄り、一時はサイドバイサイドの接近戦となるが、6号車も譲らずポジションをキープ。結局最後までそのまま走り切り、6号車が今季初優勝を飾った。
・GT300クラス
GT300クラスは、予選2番手からスタートしたGT-R 56号車がトップを奪取し序盤から大きくリードする展開となったが、終盤に入ると後ろにつけたNo.10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/石川京侍)が徐々にその差を詰め、激しいトップ争いを展開。2台のトップ争いは最終周までもつれ込んだが、ここで一気に10号車がパスしてトップを逆転。そのままゴールとなり、10号車が今季初優勝を飾った。
(写真=Sutton Photographic)