トヨタは、これまで2022 年~25 年を目途に行うとしていた全車種併売化の予定を2020 年5 月に前倒しすると発表した。世の中の変革スピード、CASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)の進展による市場や時代の変化が加速する中で、国内6,000 店舗の最大活用とネットワークの変革を一層スピードアップする必要があると判断した。全国どの店舗でも、クルマや移動に関するあらゆるサービスを提供することで、顧客のニーズにさらに寄り添うサービスの早期実現を目指す。
具体的な計画については、今後さらに販売店各社とも相談しつつ進めていく。また、顧客の利便性をさらに高める観点から、シェアリング事業については、車両販売店だけでなくレンタリース店にも適用拡大し、垣根を越えた利活用サービスのさらなる拡大を推進する。実施に当たっては、全国一律ではなく、地域毎に最適なネットワーク構築を進めていくとしている。