スズキ「日本式ものづくり学校(JIM)」が経済産業省より2校目の認定 年間500名のものづくり人材の育成・輩出を予定

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スズキは6月10日、インド・ハリヤナ州グルグラム地区に開校を進めている職業訓練校「マルチ・スズキJIM(ウンチャ マジラ、グルグラム)」が、経済産業省より「日本式ものづくり学校」として認定を受けたと発表した。

インド製造業の人材育成支援を目的とした日本式ものづくり学校[JIM:Japan-India Institute for Manufacturing]は、2016年に日印両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」の一環としてインドに進出している日系企業が経済産業省と連携をとりながら設立を進めているもの。スズキにとっては、2017年6月に第1号認定を受けた「マルチ・スズキJIM(ガンパット ヴィディアナガール、メーサナ)」に次いで2校目の認定となる。

「マルチ・スズキJIM」はインドの職業訓練学校[ITI:Industrial Training Institute]としてマルチ・スズキ社が最新の教育設備や人材を投入して運営しており、自動車整備、ディーゼルエンジン整備、板金修理、塗装修理、溶接など8つのコースで実践的な訓練を実施。今回認定を受けた「マルチ・スズキJIM(ウンチャ マジラ、グルグラム)」は2019年8月に開校し、年間500名のものづくり人材の育成・輩出を予定している。