埼玉トヨペット(平沼一幸社長)は5月17日、オリジナルキャンピングカーの新ブランド「グリーンバディ」を立ち上げ、3種類の車両を発売すると発表した。
グリーンバディは、バンコン(バンコンバージョン)のシェア国内トップを誇るトイファクトリー(藤井昭文社長)とのコラボレーションによるもの。トヨタ・ハイエースをベースに、グレードはライトキャンパー仕様の「Aタイプ」、大きなラゲージスペースが特徴の「Bタイプ」、豪華装備で快適な車中泊を楽しめる最上級グレードの「Cタイプ」を設定し、幅広いニーズに応えるラインナップを揃えた。なお、納車はお盆明け以降を予定している。
(Aタイプ(上)とBタイプ(下))
ブランド名は「キャンピングカーを通じて、仲間や家族と素敵な時間を過ごしてほしい」という願いが込められ、トヨペットのコーポレートカラーであるグリーンと、仲間という意味を持つバディを組み合わせグリーンバディとした。埼玉トヨペットの平沼貴之専務は「モータースポーツ活動『グリーンブレイブ』合わせた〝GBブランド〟として販売店の中で差別化を図り、自動車業界の中でもオンリーワンのブランドになれるように展開していきたい」と意気込みを語った。
平沼専務(写真右)は「個人で様々なメーカーのブログやイベントを見る中で、キャンピングカービルダーといえばトイファクトリーだと思うようになった」と述べる一方で、トイファクトリーの藤井社長も「平沼専務から声をかけてもらったときに過去のお客様リストをみたらカタログ請求をしていただいていて、いちファンとして弊社を見ていてもらっていた。そこから熱い想いが伝わってきてコラボに至った」と、発表会でコラボに至った裏話を披露した。
また、平沼専務は「クルマを介して生活を豊かにする提案をできる会社であり続けたい」と今後の展望を述べ、藤井社長は「私達も埼玉トヨペットファミリーの一員として、キャンプの楽しさを伝えていきます」と決意を力強く語った。
(Cタイプのインテリア)
【価格】
Aタイプ=360万172円~474万4972円▽Bタイプ=662万8689円~693万4329円▽Cタイプ=830万7576円~861万3216円