日本RV協会が、全国各地に設置を推進するRVパークは「より安全・安心・快適なくるま旅」をコンセプトとし、キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンに向け、道の駅や旅館、ホテルなどの駐車場の一画に設けられた車中泊専用のエリアのこと。そのエリアでは一般的な駐車場に比べるとゆったりとしたスペースが確保されており、一週間程度の滞在も可能だ。設備面では24時間利用が可能なトイレ、ごみ処理や電源設備を備えるほか、近くに入浴施設があったり、中には入浴施設を併設するRVパークもある。そこで、今回は全国で100カ所以上の中から、編集部お勧めの九州・沖縄地方のRVパークをピックアップして紹介。今月末からの大型連休はRVパークを拠点とした旅のプランづくりはいかかだろうか。
■RVパーク 風来望
熊本市内から車で2時間半、天草でもここまで来ないと見れない絶景は、雲仙天草国立公園にも指定されており、まさに手付かずの自然の宝庫。RVパークから浜まで歩いて数十秒のロケーションは、ダイビングなどマリンスポーツを楽しむには最適。施設ではカヤックのレンタルやガイド付きのトレッキングも用意する。また、風来望から眺める東シナ海に沈みゆく荘厳な夕陽も見どころのひとつ。
▽利用料金=2000円▽チェックイン当日9:00~17:00/チェックアウト 翌9:00~17:00▽利用期間=通年(12月~2月は休業)▽利用可能台数=2台▽URL=https://www.amakusa-guesthouse.com/
■RVパーク 湯乃禅の里
RVパークがある脇田温泉は三方を山に囲まれた地にあり、高台に位置するパークからは緑豊かな山々を望む。また、歩いて5分のところには川も流れており、夏には川遊びや釣りなども楽しめるのも特徴。さらに、敷地内には5つの家族風呂、男女合わせて10種の露天風呂、3ヶ所の食事処も併設しており、移動の時間なしで脇田温泉の上質なお湯を楽しめるほか、マッサージ処やエステもあり、疲れた身体をリフレッシュするのにも最適だ。
▽利用料金=2000円▽チェックイン当日13:00~18:00/チェックアウト 翌11:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=5台▽URL=http://www.nansuikaku.com/
■RVパーク やぶさめの里総合公園
併設されている農林業体験交流センター『高山やぶさめ館』は、加工体験室・宿泊室・多目的ホール・各種会議室・交流室などの他に展示コーナーやくつろいで話ができるスペースなど誰もが自由に訪れ、 親しめるようになっている。 館内のいたるところに地元の木材を使用してあるので、建物の中は木の香りが漂う。
▽利用料金=1500円▽チェックイン当日8:00~22:00/チェックアウト 翌8:00~22:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=4台▽URL=http://www.yabusamenosato.jp/
■RVパーク コスモピア内之浦
近隣には、日本初の人工衛星「おおすみ」などを打ち上げた、JAXAの内之浦宇宙空間観測所が立地し、宇宙を身近に感じることができる。また、ウミガメが産卵に訪れる「岸良海岸」、白い砂浜と深いコバルトブルーの「辺塚海岸」のある国道448号線は絶景のドライブコースだ。
▽利用料金=1500円▽チェックイン当日6:00~22:00/チェックアウト 翌6:00~22:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=4台▽URL=http://www.cosmo-pia.jp/
■RVパーク 今帰仁キャンプ場
沖縄県北部に立地し、海と山に恵まれたRVパーク。目の前が海なので、釣りでき、釣ったお魚をその場でバーベキューといった楽しみ方もここならでは。キャンプ場内にあるので、ボートレンタルやボート遊覧等でワルミ海峡も味わえる。 自然遊びの拠点としても最適と言える。
▽利用料金=3500円▽チェックイン当日10:00~17:00/チェックアウト 翌10:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=3台▽URL=http://marine-life.jp/nakijin/
ここで紹介しているRVパークはほんの一部だけ。これ以外にも全国各地に魅力あるRVパークがあるので、ぜひ活用してみよう。詳細はRVパーク公式サイト(http://rv-park.jp/)まで。
地方別の編集部おすすめRVパーク