日本RV協会が全国各地に設置を推進するRVパークは、「より安全・安心・快適なくるま旅」をコンセプトとし、キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンに向け、道の駅や旅館、ホテルなどの駐車場の一画に設けられた車中泊専用のエリアのこと。そのエリアでは一般的な駐車場に比べるとゆったりとしたスペースが確保されており、一週間程度の滞在も可能だ。設備面では24時間利用が可能なトイレ、ごみ処理や電源設備を備えるほか、近くに入浴施設があったり、中には入浴施設を併設するRVパークもある。そこで、今回は全国で100カ所以上の中から、編集部お勧めの北海道・東北地方のRVパークをピックアップして紹介。今月末からの大型連休はRVパークを拠点とした旅のプランづくりはいかかだろうか。
■札幌小金湯さくらRVパーク (北海道)
支笏洞爺国立公園に隣接し札幌の奥座敷定山渓温泉に車で5分、アイヌ民芸体験館に隣接する人気の温泉小金湯に車で1分、パーク正面は山頂に切り立った岩がそびえたつ独特の姿を持つ八剣山が四季折々の表情を見せる。また、洞爺湖、ニセコ、函館、小樽にもアクセス良く近くにはノースサファリパーク等もありお子様連れにも人気なスポットだ。
▽利用料金=2500円▽チェックイン当日10:00 ~/チェックアウト 翌日10:00 ~▽利用期間=11月~翌4月の降雪期は閉鎖▽利用可能台数=8台▽URL=http://koganeyu.jp/
■RVパーク 知床清里町ウエネサルみどり (北海道)
知床連山の起点となる斜里岳の麓にある清里町に立地。周辺には青く神秘的な湖面が印象的な神の子池、サクラマスの遡上が見られるさくらの滝といった観光名所へのほか、知床ウトロ、網走、中標津、川湯。屈斜路湖方面へのアクセスも優れている。非常に静かな森の中の別荘地にあるので、自然環境や星空、野生動植物を静かにゆっくりと楽しむことがコンセプトとなっている。
▽利用料金=2500円▽チェックイン当日15:00 ~20:00/チェックアウト 翌日9:00~11:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=8台▽URL=https://26y1o.crayonsite.info/
■RVパーク ユーランド (秋田)
ユーランドホテル八橋(健康センター)の敷地内にあるため、入浴施設まで近く使い勝手の高さが魅力。秋田市内では毎年8月に、重要無形文化財指定「秋田竿燈まつり」が開催される。竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、額・腰・肩などにのせ、豊作を祈る祭り。青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大祭りの1つとされている。また、二本松提灯祭り(福島県)、尾張津島天王祭(愛知県)と並び、日本三大提灯祭りにもなっている。
▽利用料金=2160円▽チェックイン当日15:00~/チェックアウト 翌日14:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=2台▽URL=http://www.youland.jp/
■RVパーク碁点温泉・最上川三難所 (山形)
山形県中央部に位置し、東は奥羽山脈、西は出羽丘陵に囲まれた「最上川三難所そば街道」の発祥の地。周辺スポットは美しいバラ園とサクランボ狩りが季節により楽しめ、松尾芭蕉の「奥の細道」に記された最上川、三難所舟下りでスリルを味わいながら最上川の勇壮な自然に触れることができる。また、東北初のドックSPA(温泉)とドックラン開設されており、無料で利用できる。
▽利用料金=1500円▽チェックイン当日特になし/チェックアウト 翌日特になし▽利用期間=通年▽利用可能台数=11台▽URL=http://kur-goten.jp/rvpark
■RVパーク スパ泉ヶ岳 (宮城)
宮城県立自然公園船形連峰内にあり、登山やスキーなどを通年楽しめる。仙台市街から約1時間ながら、標高1175mから眺める満天の星は圧巻。”澄んだ空気に満天の星”至福のひとときを楽しむには最適だ。
▽利用料金=2000円▽チェックイン当日特になし/チェックアウト 翌日特になし▽利用期間=通年▽利用可能台数=8台▽URL=http://www.supa-supa.net/
■RVパーク あづま温泉 (福島)
RVパークに併設する「あづま温泉」の湧出量は毎分113?を誇る。PH7・4のナトリウム炭酸水素塩・塩化物を含み、神経痛や冷え性に効能があるとされ、お肌がツルツルになる女性におすすめの源泉100%かけ流し温泉。東北道・福島西ICより15分、福島市内から約30分とアクセスが良く、駐車場からは福島市内を一望でき、夜は夜景を堪能できる絶好のロケーションを誇る。
▽利用料金=2000円▽チェックイン当日特になし/チェックアウト 翌日特になし▽利用期間=通年(木曜定休)▽利用可能台数=5台▽URL=http://azuma-spa.jp/
ここで紹介しているRVパークはほんの一部だけ。これ以外にも全国各地に魅力あるRVパークがあるので、ぜひ活用してみよう。詳細はRVパーク公式サイト(http://rv-park.jp/)まで。
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