ボルボ、V60クロスカントリー発表会 VISION2020の取組も紹介

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ボルボ・カー・ジャパンは4月17日、ボルボスタジオ青山にてSUVとワゴンを融合させたクロスオーバーモデル「V60Cross Country」を発表した。同モデルは、V60をベースにオフロード性能を向上。最低地上高210㎜を確保しながら全高1505㎜実現したほか、専用デザインのフロントグリルなど魅力的な仕様となっている。(V60クロスカントリーの紹介記事はこちら

発表会の冒頭では、同社の木村隆之社長がボルボの販売台数について「1927年の創業からグローバルで2015年に初めて50万台を超え、2018年には60万台を突破し、毎年記録を更新している。また、国内も2010年から販売記録を更新し続け、昨年は1万7400台弱となった。今年は昨年に1000台以上プラスの1万8500台を販売計画としている。また、第一四半期では、昨年と比べグローバルで9.4%増、国内では12.1%増でグローバルを上回る伸びを達成。さらに現在XC40、XC60、のデリバリーに時間がかかっているため、グローバル本社と日本向けの増産配分について交渉を進めており、増産となれば販売台数は2万台に届く見込み」と話し、さらなる販売増に期待を込めた。

このほかにも発表会では、ビジョン2020への取り組みとして2020年代前半導入予定の次世代プラットフォーム(SPA2)以降の全てのボルボ車に、飲酒による酩酊や注意散漫時に対応するドライバーモニターカメラを標準装備する方針や、ボルボが独自で収集・蓄積し、安全に関する知識を集約したデジタル・ライブラリー「E.V.A.」を無償公開すると話した。
詳細は以下の発表会動画から