三菱自動車【新型軽自動車『ekワゴン』『ekクロス』発表会】竹内涼真さんも絶賛

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三菱自動車工業は3月28日、同日に販売を開始した新型軽自動車「eKワゴン」「eK X(クロス)」の発表会を開催した。

新型軽自動車は2011年に設立されたNMKVが企画・開発したもので、プラットフォーム、エンジン、トランスミッションといった主要コンポーネントを刷新することで基本性能を飛躍的に向上。軽自動車初の同一車線運転支援技術MI-PILOT(マイパイロット)を採用するなど、従来の軽自動車にはない魅力を実現した。

発表会で挨拶した益子修会長CEOは「4代目となったeKワゴンは6年ぶりのフルモデルチェンジであり、三菱自動車の60年に及ぶ軽自動車づくりのノウハウと日産の先進技術を融合し、作りあげた新世代の軽ハイトワゴンとして、両社の強みを活かした高い商品力を実現した。新しい時代に求められる〝いい軽〟を追求するため、プラットフォームやエンジン、トランスミッションといった主要コンポーネントを刷新し、三菱自動車として初の同一車線運転支援技術MI-PILOTを採用した」と開発の狙いと背景を説明した。

加えて、今回のフルモデルチェンジあたっては、従来のカスタムモデルである「eKカスタム」に代えて、三菱自動車が強みとしているSUVテイストを取り入れたクロスオーバーモデル「eK X」を設定。「eK Xはブランドメッセージ『Drive your Ambition』を体現し、三菱自動車らしさを表現できたモデルだと自信をのぞかせた。

また、軽自動車事業について「2月末までの三菱自動車の国内販売の中で約54%を占めており、大変重要な位置づけとなっている。その中でもeKシリーズは販売を牽引する重点車種である。新型eKワゴンとeK Xの販売目標台数は2019年度は月に4000台とした。これは今年度のekシリーズの販売実績見込みの約1.5倍の台数であり意欲的な目標だが、必ず国内販売を力強く盛り上げるクルマとなることを確信している」と、今後の意気込みと展望を語った。

また、発表会にはeK XのテレビCMキャラクターに起用された竹内涼真さんも駆けつけ、トークセッションを実施。「まずは顔がカッコいいなと思いました。クルマを選ぶときに顔がカッコいいってすごく大事ですし、SUVに負けない迫力もある」と、eK Xの印象を語った。

また、クルマの運転も好きだという竹内さんは「兄弟とか乗せて新東名を走りたいです。車内のスペースも広いので、キャンプとかアウトドアがしたいですね」と話し、司会の女性から「ドライブに私も連れて行っていただきたいですが無理ですかね?」との問いに「無理ですね(笑)」と丁重に断り、会場を沸かせた。