日産は3月28日、横浜のグローバル本社にて新型デイズを発表した。
日産デイズは2013年の発売以来、累計で約43万台を販売。6年ぶりとなるフルモデルチェンジでは、軽自動車初となるプロパイロットやSOSコールを搭載するなど最新技術の導入をはじめ、新開発のパワートレーンやプラットフォームも採用。室内の快適性を向上するとともに伸びのある心地いい加速力も実現している。
発表会では、同社の星野朝子専務が登壇。「軽自動車は、運転がしやすく燃費も良い、使い勝手が良いクルマという車から変化し、日本の乗用車市場の４割を占めるカテゴリーへと成長した。現在、日本の軽自動車に求められる価値は、高い安全性に優れた快適性、そしてもっとワクワクさせてくれるもの。これらを実現するために日産デイズは、一から設計・開発に挑み、日産だけが持つ最先端技術を導入した。さらにプラットフォームやパワートレーンも刷新し、日産インテリジェントモビリティの象徴であるプロパイロットを搭載した。軽自動車にもいよいよ自動運転の時代が到来する」と、新型車へ込める期待を話した
続いて、同社の日本戦略企画本部 日本商品企画部部長 豊嶋浩部長や、新型モデルの開発を担当した齋藤雄之チーフビークルエンジニアが新型デイズの特徴を説明。豊嶋部長は「新型デイズは加速、室内・荷室、小物入れの3点で大きく改良している。さらに趣味やレジャーなどで大きな安心をもたらすプロパイロットを軽自動車で初搭載した」と述べ、同社の誇る最新技術を導入したとコメント。
さらに、齋藤チーフビークルエンジニアは、新パワートレーン、新プラットフォーム、新電子システムについて詳細に解説。「新型デイズには技術の日産が持てる力を全てつぎ込んだ、と言っても過言ではない。どのようなお客様でもお乗りいただければその実力を感じ、最新技術を通じた新たな体験にワクワクしていただけると確信しています」と自信をのぞかせた。
