アウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.は2018年度(1月1日~12月31日)の業績について、販売台数、売上高、利益率の全主要事業が同社55年の歴史の中で最高水準に達し、新記録を樹立したと発表した。
2017年に10億ユーロの大台に乗った売上は、2018年にはさらに40%伸びて10億900万ユーロから14億1,500万ユーロを達成。販売台数も51%増の5,750台を記録し、EMEA、南北アメリカ、アジア太平洋のすべての主要地域で記録を更新している。
同社は、この好調な業績を主にスーパーSUV「ウルス」の発売によるものだという。同モデルは2018年半ばにデリバリーがスタートし、スーパースポーツカーV12アヴェンタドールとV10ウラカンの販売台数の伸びにさらに弾みを付ける形となった。
アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏は、「2018年度、ランボルギーニはすべての主要事業において新たな金字塔を打ち立てた。同時に初めて販売台数5,000台という特別な節目を超え、財務業績でも新記録を達成した。この大躍進は、当社の製品と営業戦略の持続性の証明。すべては全社一丸となって達成できたことであり、私たちの歴史あるブランドと伝統に意欲を持って力を尽くしてくれた世界中のランボルギーニ社員と、信頼と支援を寄せてくれた株主の皆様に心より感謝したい。今後はさらなる成長と、イノベーションと技術における新しい挑戦に向けた準備を進め、新たなマイルストーン達成を狙っていく」とコメントした。