レクサス、2025年11月に生産終了予定の「RC」「RC F」に“Final Edition”を設定

レクサスは1月16日、スポーツクーペ「RC」「RC F」に“Final Edition”を設定し、同日より全国のレクサス店を通じて発売した。これに伴い、RCおよびRC Fのパッケージは“Final Edition”のみとなり、RC F“Final Edition”は200台の限定で販売する。

RCは、スポーティかつエレガントな外装と優れた走行性能などを特長とした、スポーツクーペで、62の国と地域での累計販売台数は約7万9千台を記録している。

RC Fは、V8 5.0リッターの自然吸気の高出力エンジンや8-Speed SPDSなどを搭載したレーシングスピリットを受け継ぐ“F”モデルであり、57の国と地域で累計約1万2千台を販売した。

両モデルともに2025年11月をもって生産終了予定であることが発表されている。

今回設定したFinal Editionは、RCの外装には、スパッタリング塗装を施したENKEI製19インチアルミホイール、レッドブレーキキャリパー、ブラック塗装とスモーク塗装加飾を施したオート電動格納式ドアミラーを設定することで、よりスポーティな外観を演出。内装では、カーボンパーツとウルトラスエード^®を新たに採用し、“F”のスピリットを想起させる室内空間とした。

またRC Fでは、“公道からサーキットまでシームレスに楽しめる走り”をさらに追求するために、高精度チューニングエンジン・リヤディファレンシャルを採用。高精度チューニングエンジン（専用エンジンカバーバッジ付）は、ムービングパーツの緻密な質量合わせやクリアランスの調整などにより、回転バランスの最適化とフリクション低減を実施。V8エンジンの伸び感に磨きをかけ、滑らかな回転フィールとエモーショナルなエンジンサウンドを実現。高精度チューニングリヤディファレンシャルでは、熟練の技術者がバックラッシュの調整を手作業で行うことで、加減速の応答性を向上するとともに、上質なドライビングフィールを実現した。

外装では、メタルスターグロスブラック塗装を施したBBS製19インチ軽量鍛造アルミホイール、レッドブレーキキャリパー、ブラック塗装とスモーク塗装加飾を施したオート電動格納式ドアミラー、リヤスポイラーにはカーボンアクティブリヤウイング（格納式）を採用し、優れた走行性能は継承しつつ、よりスポーティで洗練された外観とした。

両モデルともに、内装色にはスポーティさと上質さを兼ね備えた「ブラック＆フレアレッド」を採用。車体色には、シャープな造形を際立たせる新規設定色「ソニックイリジウム」を含め、RCでは全9色、RC Fでは全7色を設定。

 

＜RC“Final Edition”主な装備＞

◆外装

 

 

＜RC F“Final Edition”主な装備＞

◆外装

 

 

【希望小売価格】［RC“Final Edition”］666万円～767万円［RC F“Final Edition”］1,360万円