フォルクスワーゲン、新型「ゴルフ」および「ゴルフ ヴァリアント」を発表

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フォルクスワーゲン ジャパンは、新型「ゴルフ」ならび新型「ゴルフ ヴァリアント」を、1月10日より全国のフォルクスワーゲン正規販売店を通じて発売した。

1974年に初代モデルが登場したゴルフは、常に実用ハッチバックのベンチマークとして、コンパクトハッチバックの性能水準を引き上げきた、フォルクスワーゲンの中核モデル。2021年に国内販売が開始された第8世代のゴルフは、世界的なトレンドである「電動化」、「運転支援機能の強化」、「デジタル化」の各領域の進化が図られた。

今回発表した新型ゴルフおよびゴルフ ヴァリアントでは、パワートレインとして48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する1.5リッター eTSI 直列4気筒ガソリンエンジン(85kW/116PSと110kW/150PSの2種類を設定)に加え、デュアルAdBlue噴射機構「ツインドージングシステム」を備える2.0リッター TDI直列4気筒クリーンディーゼルエンジン(110kw/150ps)を設定。さらにハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には、最高出力が従来比20PSアップした2.0リッター TSI 直列4気筒ガソリンエンジン(195kW/265PS)をラインナップ。

これまで「Active」には1.0eTSI、StyleとR-Lineには1.5eTSIを搭載していたところ、新型からは3つのパワートレインで排気量は同じ1.5ℓとなり、制御による出力違いユニットとなった。これによりActiveは直列3気筒エンジンから4気筒エンジンへアップグレードとなり、出力も4kW/20Nmに強化された。

グレード展開では、“Travel Assist”やレーンキープアシストシステム“Lane Assist”、 レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”などの最新の運転支援システムを標準装備するエントリーグレード「Active Basic」から、専用エクステリアやシートを装備し、18インチアルミホイールを装着したスポーティグレードの「R-Line」まで、ハッチバックおよびVariantそれぞれ8グレードを設定。さらにハッチバックには伝統のスポーツグレード「GTI」を設定した。

また、新インフォテイメントシステムを導入し、デジタル化の領域をさらに強化するとともに、シャープに刷新されたヘッドライトや新デザインのバンパー、イルミネーション付きエンブレムを採用し、都会的な外装に進化。さらに、「Active Advance」およびテクノロジーパッケージ装着車には、ハイビームの照射距離が500mに拡大した“IQ.LIGHT”を設定し、夜間走行時の安全性を向上した。

12.9インチの大型タッチディスプレイを採用した新インフォテイメントシステム“MIB4”では、ディスプレイ下部にバックライト付きタッチスライダーバーを設置し、夜間でのエアコン温度設定や音量設定の操作性を改善したのに加え、システム演算処理性能の向上により、地図スクロールなどのレスポンスを向上。音声による機能操作「IDA(アイダ)ボイスアシスタント」も備えており、インフォテイメントやエアコンなど多くの機能を、音声でコントロールすることができる。

【希望小売価格】[ゴルフ]349万9000円~549万8000円[ゴルフ ヴァリアント]363万9000円~485万6000円

 

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