神戸マツダ、自動車ディーラー初の電子決済システム「エレペイ」を導入 販売・修理・車検・物販のキャッシュレス決済が可能に

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神戸マツダは9月13日、ELESTYLE(エレスタイル)株式会社との基本合意書を8月26日に締結し、自動車ディーラーとしては初となる本格的な電子決済システム「elepay(エレペイ)」を導入したことを発表した。

2021年に創業80周年を迎えた神戸マツダは、“みんなに寄り添う”というキーワードのもと、「お客様の幸せ」・「社員とその家族の幸せ」・「協力者の幸せ」・「地域の幸せ」・「社会・環境の幸せ」の実現を目指している。

同社では今回、昨今急速に進む電子決済化や企業活動におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を強く意識し、購入活動における利便性の向上に加え、決済の効率化を進めることで働きやすい環境づくりの推進を目的として、電子決済システムのエレペイを導入。

近年では自動車ディーラー業界全体でもキャッシュレス決済の需要が向上しており、エレペイはキャッシュレス化だけでなく業務のペーパーレス化も推進できるシステムで、神戸マツダとしてはSDGs(持続可能な開発目標)の一環として環境負荷の低減にも貢献すると述べている。

また、今回の導入に伴い、中国国内最大手の銀聯(ぎんれん)カードとの提携を実現。日本国内での購買活動を促進する他、修理や物販から車両本体まで電子決済でスムーズかつスピーディーに購入することが可能となる。

なお、QRコード決済システムの運用は本年10月からを、当初の導入店舗についてはJLR(ジャガー・ランドローバー)店舗を予定している。

 

<「エレペイ」の決済システム概要>

法人および個人取引における請求書の作成、発行、発送からキャッシュレス決済による支払いまでを一元化管理できる機能を有した決済システム。わずか数分で請求書の作成が可能で、QRコードを含む決済用のWebページのURLを送信するか、QRコードを印刷して郵送することが可能。

企業は請求書発行のプロセスを大幅に簡素化し、業務効率を向上させることができるのに加え、別途提供可能な請求書決済APIと連携することで、さらに高度な機能を使用して、支払い状況のモニタリング、入金催促と支払い状況の確認、照合を自動化することも可能となる。

  • 多様な支払い方法:クレジットカード、PayPay、auPAY、d払い、PayPal、Alipay+等、国内外の多様な決済方法に対応。これにより、グローバルな請求にも対応が可能。
  • 効率化:入金確認や未入金アラートなども一元化され、請求業務の大幅な効率化を実現。
  • 多様な配信方法:Eメール送信、PDFダウンロード、QRコード画像のダウンロード、SMS送信、LINE等のSNSアプリへの送信が可能。
  • 高度なセキュリティ:多言語対応、専用アプリ不要、高度なクラウドセキュリティ、3DS2対応、不正利用監視等、安心して利用できる環境を提供。

 

<エレペイで可能な決済方法>

  • 日本:PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、au Pay、d払い、Paidy、atone、AEON Pay
  • アジア・中国:Alipay、WeChat Pay、UnionPay、雲閃付、JKOPAY(台湾)、AlipayHK(香港)、KaKaoPay(韓国)、Touch’n Go(マレーシア)、GCash(フィリピン)、TrueMoney(タイ)、DANA(インドネシア)、Rabbit LINE Pay、Boost、BPI
  • グローバル:Apple Pay、Google Pay、Paypal、AmazonPay、クレジットカード (Visa、MasterCard、Amex、JCB、DinersClub、Discover)

 

<エレペイの導入用途>

  • 自動車販売:QRコード決済、カード決済(銀聯カードのみ)等、さまざまなキャッシュレス決済を利用することで迅速かつスムーズな取引が可能
  • 定期検査/整備の決済:修理や車検、メンテナンスなどの支払いもキャッシュレス化され、顧客の利便性が向上
  • 営業スタッフの負担軽減:外回りや出張先でも決済端末を使わずにQRコードで決済が即時可能となり、営業スタッフの手間などの負担を軽減するとともに現金を持ち運ぶリスクも軽減
  • 現金決済の印紙税節約:キャッシュレス決済化することで現金決済の際に必要となる収入印紙代を削減
  • ペーパーレス化:電子請求書の発行も可能となるためペーパーレス化を実現、請求書の回収や管理を一括化する等、業務の効率化を向上

 

<神戸マツダ 代表取締役社長 橋本 覚氏のコメント>

高級ブランドを扱う事につきましては「施設」、そこにいるスタッフである「人」、そして「ブランド」、この3つが欠かせない要素であります。その上に昨今のキャッシュレス化、更にはお客様の多様化も進んでおり、海外から移住されたお客様がJAGUAR・LAND ROVERに興味を示された時に「elepay・OneQR」は非常に有効な決済システムではないかと考えています。 コストパフォーマンスの時代からタイムパフォーマンスの時代、そしてキャッシュレスの時代へ移り変わっていく中で神戸マツダとしてその変化に対応するのは当然の事です。業務の効率化を加速させ、そして何よりお客様にスムーズなお支払いの選択肢を提供する。elepay・OneQRにはとても期待をしています。

 

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