BMW、放課後NPOアフタースクールと共同で小学生を対象にした教育プログラムを実施

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BMW日本法人は7月22日、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールと共同で、小学生を対象にした教育プログラムを実施すると発表した。

2009年に設立された放課後NPOアフタースクールは、「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに、安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」の活動を行っている他、企業と連携し、教育プロジェクトを実施する「ソーシャルデザイン事業」も展開している。

BMWグループでは、車の視点から環境・社会のサステナビリティに資する社会貢献活動を模索しており、2021年から放課後NPOアフタースクールと本格的に協働を開始。具体的には、小学生向けに、2021年は「みんなでセーフティーチャレンジ!」プログラムを、2022年は「みんなで未来プランニング」プログラムを共同で開発し、各々のプログラムを実施した。

同教育プログラムでは、BMWグループによる安全や先端技術の活用に係る実績や知見について、具体的な題材として取り入れている他、2020年以前の準備期間を含め、これまで25の小学校で450人を超える小学生に対してプログラムを展開。60人近い社員ボランティアが参加した。

今回は7月31日の第1回を皮切りに、計6カ所の小学校・施設で改良を図った両プログラムを展開。各回1時間のプログラムと、実車を用いた約30分の技術デモンストレーション(一部除く)の実施を予定している。さらに、昨年から実施している燃料電池自動車「iX5 Hydrogen」の実証実験と連動し、通常のプログラムに加えて燃料電池自動車についても学ぶ機会を3か所の小学校・施設で追加実施する。

<教育プログラム 実施スケジュール>

<実施プログラムの概要>

◆「みんなでセーフティーチャレンジ!」

クルマから見える道路上の様子を体感し、子供達の安全意識・行動を伴って初めて安全が成立することを実践的に理解してもらうプログラム。

◆「みんなで未来プランニング」

移動の進化や最新の運転支援技術を題材に、機械の良さと機械には無い人の役割を考え、より良い未来を構想する力を育むプログラム。

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