ランドローバー「レンジローバー SV」、日本文化と英国とのつながりを表現した日本限定特別仕様車2モデルを発表

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー SV」の日本限定のビクポーク特別仕様車として、「レンジローバー SV ビスポーク 1858 エディション」と「レンジローバー SV ビスポーク バルモラル エディション」の受注を、6月20 日より全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを通じて開始した。

特別限定仕様車2モデルは、2023年に導入したパーソナライゼーションプログラム「SV ビスポーク サービス」を用いて、日本限定で特別に生産。英国のSVデザインチームと連携し、コンセプトから、オーダーメイドの塗装や仕上げの開発を行いながら12か月かけて開発した特別なモデル。

 

<レンジローバー SV ビスポーク 1858 エディション>

1858年に日英修好通商条約が両国間で締結され、外交関係が築かれた年にちなんで名付けられた、限定4台のロングホイールベース(LWB)。内外装ともに、本に古くから存在する絵画手法のひとつである室町時代の墨絵から着想を得たデザインを採用し、モノトーンでまとまられている。

外装では、車体色に墨絵でよく使われる「ぼかし」を表現するため、限りなくホワイトに近いビスポークライトグレイを開発し、アルミホイールのインサートにも同色を採用。ルーフカラーにやや濃い色のビスポークグレイを採用することで、全体に濃淡をつけ単調にならないような工夫を施している他、RANGE ROVERバッジには通常モデルよりも明るいクロームを採用した。

内装では、フロントにシンダーグレイ、リアにライトクラウドのシート(シンダーグレイインテリア)という1858 エディションだけの特別なコンビネーションを採用。シートのショルダー部分には日本の着物の柄からインスピレーションを得たオリジナルデザインの刺繍を施し、トリムフィニッシャーやシフトコントロールのホワイトと合わせて、ラグジュアリーとピュアさを高次元に融合させた格別なインテリア空間を実現。

 

<レンジローバー SV ビスポーク バルモラル エディション>

スコットランド・アバディーンシャーにある英国王室が所有するバルモラル城から名付けられた、限定5台のスタンダードホイールベース(SWB)。

外装では、1980年代に販売していた4ドアの初代レンジローバーでは車体色にバルモラル グリーンをラインアップしており、それを現代風に再解釈し、新たに専用色として、よりラグジュアリーな質感で明るく透明感のあるビスポークグリーンを開発。ルーフとミラーカバー、アルミホイールインサートにビスポークグレイを組み合わせることで、華美になり過ぎない控えめな個性を表現した。

内装では、質感が良く、製造工程においてレザーよりもCO2排出量の少ない Ultrafabricsを採用しており、環境にも配慮した素材を採用。

また、1858 エディションの前後のシートと配色と逆のライトクラウドフロント&シンダーグレイリア Ultrafabricsシート(シンダーグレイインテリア)を採用。さらに、ベースモデルの「SV イントレピッド」では選択できないサテンホワイトセラミックのトリムフィニッシャーを合わせることで、よりクリーンで明るい雰囲気を演出した。シートのショルダー部分には1858 エディションと同様に、オリジナルデザインの刺繍を施している。

トレッドプレートには、それぞれ「SV BESPOKE 1858 EDITION」「SV BESPOKE BALMORAL EDITION」の文字が入り、さらにこの仕様の限定生産台数を表す「1 OF 4」(「1858 EDITION」)「1 OF 5」(「BALMORAL EDITION」)を併記している。

 

なお、両モデルの発表にあわせて、「RANGE ROVER HOUSE」を日本で初めて開催。RANGE ROVER HOUSEとは、JLRチーフ・クリエイティブ・オフィサーである、プロフェッサー・ジェリー・マクガバンOBEの指揮のもと、レンジローバーが目指すモダンでサステナブルなラグジュアリーとデザインリーダーシップを体験する場として、2022年より世界20か国以上で開催している招待制のイベント。開催する国やその土地ならではの文化とレンジローバーの洗練されたデザインを融合した空間で、車両展示に加えて、モダンラグジュアリーな体験を来場者に提供する。

【希望小売価格】[レンジローバー SV ビスポーク 1858 エディション]4,850万円(限定4台)[レンジローバー SV ビスポーク バルモラル エディション]3,866万円(限定5台)

 

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