レクサス「LM」、“素に戻れる移動空間”がコンセプトの6座仕様車“version L”を国内仕様ライナップに追加 -

レクサスは5月9日、「LM」の国内仕様のラインアップに6座仕様車の“version L”を追加設定し、全国のレクサス店を通じて同日より発売した。

2020年に登場した初代LMは、主に中国やアジア地域でのショーファードリブンMPVへのカスタマーニーズに対応するために開発されたモデル。ラインナップは4座仕様および7座仕様を設定した。

2023年に発売された新型LMは、2023年のラグジュアリーマーケットにおけるカスタマーの価値観の変化をうけ、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義の見直しが行われ、ノイズや不快な振動の低減や素直で正確な操縦性を実現する等、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指して全面刷新された。

外装では、気品のある存在感と空力性能を考慮した、機能的本質と動的性能がスタイリングからも伝わるLEXUSのデザインランゲージに沿ったデザインを採用。内装では、前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備え、後席はゆったりと過ごせる広さと仕立てのいいシートやトリム等を装備。

国内では、4座仕様車の“EXECUTIVE”を同年に発売している。

今回新たに追加した6座仕様車の“version L”は、“EXECUTIVE”同様に「素に戻れる移動空間」をコンセプトに開発。クルマとしての素性を徹底的に鍛え上げ「対話のできる走り」を追求した他、運転する楽しさと、乗り心地や静粛性を両立した。

また、ビジネスやプライベートを含む様々な利用シーンを想定し、開放感と見晴らしに配慮しながら、多人数乗車においてもパーソナル感を尊重したリラックスできる室内環境づくりに注力。どのシートでも快適に過ごせるようパッケージングに考慮してシートを配置。2列目シートには左右席それぞれにマルチオペレーションパネルを装備、後席オーバーヘッドコンソールは3列目シートからの使用性にも配慮されている。助手席のヘッドレストは前方可倒、上下調整が可能な他、後席の開放感と見晴らしにも配慮した。インテリアカラーには“ソリスホワイト”と“ブラック”を設定した。

さらに、リヤ席スライドドアトリムにはコントロールパーフォレーションを施した表皮を採用し、モダンな印象を強調。加えて、乗員に最適な車内環境の実現をサポートする「リヤクライメイトコンシェルジュ」は、エアコン／シートポジション／サンシェード／照明などを統合制御した。

［LM500h“version L” 主要諸元］