三菱自動車、新型1トンピックアップトラック「トライトン」を12年ぶりに日本導入

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三菱自動車は12月21日、タイで販売している新型1トンピックアップトラック「トライトン」を、24年2月15日より全国の系列販売会社を通じて発売すると発表した。

トライトンは、1978年に発売された「フォルテ」をルーツとする1トンピックアップトラックで、45年間で5世代にわたり約570万台を生産、世界約150ヵ国で販売してきた三菱自動車の世界戦略モデル。

新型トライトンは、“Power for Adventure”を商品コンセプトに定め、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、本年7月より生産工場のあるタイで販売を開始している。

今回12年ぶりに日本導入が決定された新型トライトンは、2列シートのダブルキャブボディに、駆動方式は4WDを採用。パワートレーンは、ステージターボシステムを採用し高い環境性能と実用域で扱いやすい動力性能を実現した新開発の2.4Lクリーンディーゼルエンジンを搭載し、SS4-IIシステムにブレーキ制御式のアクティブヨーコントロール[AYC]や、アクティブLSD(ブレーキ制御タイプ)を組み合わせることで、高い走行性能を実現。

さらに、各4WDモードで選択可能な7つのドライブモードを搭載することにより、様々な路面状況での高い走破性能を実現している他、独開発のラダーフレーム、サスペンション等を採用し、優れた乗り心地や操縦安定性も実現している。

外装は、頼もしく存在感のあるフロントフェイスとワイドで厚みのあるプロポーションが、力強さ、堅牢さに加え、俊敏さを表現。機能的なデザインを採用した内装では、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形の“HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル アクシス)”コンセプトを進化させたインストルメントパネルの採用や、プロフェッショナルユースを意識した乗員を保護するためのソフトパットを要所に採用し、実用性を確保しながら幾何学的な造形とメタリックを多用したハイコントラストでモダンな室内空間とした。

安全面では、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]等の先進安全装備やコネクティッド技術による高い安全性や快適性に加え、幅広いアクセサリーをラインナップしている。

車体色は、鮮やかさとメタリック感を強めたヤマブキオレンジメタリック、輝度感を向上させたブレードシルバーメタリックを新たに採用した他、高品質なベーシックカラーとしてホワイトダイヤモンド、レッドソリッド、グラファイトグレーメタリック、ジェットブラックマイカを設定した。

【希望小売価格】498万800円~540万1000円

 

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