日産自動車は11月7日、「ダットサン ブルーバード（510型）／DATSUN 510」が特定非営利法人 日本自動車殿堂が主催する「2023 日本自動車殿堂 歴史遺産車」に選定されたと発表した。
1967年8月に初代モデルが登場した「ダットサン ブルーバード」の3代目のモデルとなる「ダットサン ブルーバード（510型）／DATSUN 510」は、2ドア・4ドアセダン、エステートワゴン、バンのラインアップの他に、1968年に2ドアクーペが追加された。新開発の高性能エンジンの搭載や、ハイウェイ時代を象徴するようなシャープなスタイリング、高い基本性能と実用性を特徴としており、約5 年間でグローバル販売累計155 万台以上を販売。1970 年には、セダン1600SSSが第18回東アフリカ・サファリラリーで総合およびチーム優勝を達成した。
今回の選定では、多くの新技術を積極的に導入した小型乗用車として国内および米国で高評価を得たことに加え、国際ラリー等で活躍し、日本車の知名度向上に貢献した点が評価されたとしている。
